1.うわー、これ凄いです。まさにセックス&バイオレンス路線まっしぐらで、青少年が観ちゃいけない教科書のような映画です。だけどホラー映画の教科書には絶対してほしくないなぁ。最初の方はそれなりにA.クリスティや横溝正史(と言うよりは金田一少年か…)風の見立て殺人で始まるのに、後半からは前半の伏線は一体何だったんだ?というような単なる無差別殺人に方向転換してしまう。製作者側が前半のストーリーを完全に忘れちゃったんじゃないだろうか…。犯人はもとよりやられる側のどいつもこいつも馬鹿ばっかしなんだけど、やっぱ一番の馬鹿はこんな作品を世に送り出した製作者一同だと思う。そしてこんな作品を観てしまった僕もある意味馬鹿…。