1.1時間32分。着想は悪くないんだが、このもってまわった小細工の羅列が腹立たしい。あらゆる意味で、無能だ。
久しぶりに不愉快極まりない映画を見た。 <- なんだ、既に言われてるじゃん!
もうひとつ。
素材のわりにまったくかなしくない。驚異的だ、これを意味の喪失という。
軽妙なタッチや、家族愛はけっこうだが、
かなしくないなら、なぜ復讐(あるいは浄化)する必要があったのかね?
まあ、イマドキの日本映画は無駄にニセモノの希望を提示しなければならないものらしい。
そして、だからこそ、今や日本映画は世界中から馬鹿にされているのだ。