1.安藤桃子監督の「0.5ミリ」が予想以上に良かったので今週は桃子ウィークということでこちらも鑑賞しました。かなり生々しい感じですねこの映画。0.5ミリでも感じましたがリアルに生々しいのが良いのか悪いのか・・。”生々しい”という意味では安藤桃子監督はかなり才能あるように思います。(いわゆる”邦画”とは少し雰囲気が違う、、ある意味なかなかレベルの高い映画です)
こちらの作品も0.5ミリと同じくラストがはっきりしない感じで、全て観客に投げ切って終わります。この手法自体は全く悪くないものですが、そもそも主題が観客に伝わっていないようにも思います。同性愛?若者の性?心の隙間?何かのカケラで何かを埋める?
「結局何が言いたかったんだろう?」多感な若者(特に女性)が見たほうがいろいろキャッチできるかもしれません。そもそも、この映画は男向けではないように感じました。男目線からのこの点数です。