1. 余程ノーマン・ベイツ役を天職と思い込んだのか、アンソニー・パーキンスが自ら監督&主演した怪作中の怪作。カメラを意外なことに名手ブルース・サーティスが担当しているが、肝心のパーキンスの演出ぶりが所詮は素人に毛の生えた程度なので、ヒッチ先生(比較するなど恐れ多いにも程がある!下がれ、下郎!てな感じ)どころか第2作のリチャード・フランクリンとの比較対象にすら至らぬ低レベル。最早バレバレなのに懸命にサイコ演技に浸るパーキンスは自己満足の極致だろうが、観ているこちらは呆れるばかり…。ノーマン・ベイツに殉じたパーキンスに合唱もとい合掌…3作目なので洒落で3点!!