3.世界一運の良い男に挑む悪運をもたらす男と、その悪運男に見出された強運の持ち主が、「強運No.1決定戦」を勝ち抜いていく話…って、これで解りますか? 要するに、少年ジャンプのマンガみたいにもの凄くくだらない話です。そのもの凄くくだらない話を、フィルム・ノワール風の大真面目な作風で仕上げてあるので、本作は馬鹿映画にもなれず、唯の馬鹿馬鹿しい映画になってます。これは偏に世界観の構築が中途半端だからです。違法な賭博場レベルの話で終わらせずに、どうせなら、実は「世の中は運によって動かされている」位の広がりが欲しかったです、3点献上。