40.原作は大長編で、コミカライズ版しか読んだことがないが、2時間で収めるには厳しい内容。極限状態に置かれた生徒たちの人間模様がメインなのに、映画はカットされまくりで、ただ殺し合いをしているだけだった。そのため、くどいメッセージ性が空回り。せめて前後に分けて製作しないと。アクション演出に迫力あり。殺し合いゲームの残酷さと理不尽さが伝わってくる分、後に作られたハリウッド映画の『ハンガー・ゲーム』と比べても遥かにマシだろう。 |
39.原作未読。ビートたけしはじめ、キャストは豪華だが、奇想天外な設定が活かされていなく残念。久しぶりに東映映画を観たが、生徒が死亡したときのテロップなどは必要なんだろうけれど、画作りが古くさく感じた。奇想天外設定モノでは「イキガミ」の方が設定を活かしていたと思う。BR法がどうしてできたのか。世の中でどのように受け止められているのか。生徒の家族はどう思っているのか等が抜け落ちているので、ガキどもの無人島でのリアルな殺人ゲームにしか見えない。(もっとも死に方も深作やくざ映画の域を出ていず今の時代では陳腐この上ない)違う監督が撮れば、もう少しましだったのかも…と悔やまれる作品。 【田吾作】さん [DVD(邦画)] 4点(2010-10-26 10:27:48) |
38.原作既読。キャストは違和感なく見れました。エンドロールで静かな日々の階段をが流れたのはレクイエムのようで良かったです。ほかはあまり印象に残らない印象でした・・ 【まりんこ】さん [ビデオ(邦画)] 4点(2009-01-12 17:16:53) |
37.最後に深作欣二のヤクザ映画観たかった!ガキじゃアカンやろ。 【ジダン】さん [DVD(吹替)] 4点(2008-04-15 19:08:21) |
36.邦画にしてはよく作った方。それなりに作りこんでいるし、それなりに見ごたえもある。ただラストあたりの、キタノの人格を説明するような描写は無駄。原作は読んでいないが、原作ワールドにそれなりに忠実に作りつつまとめ切れなかったという印象。 【えいざっく】さん [ビデオ(邦画)] 4点(2007-03-29 17:08:23) |
35.子供たちの殺され方があまりに滑稽に描写されている。友人に勧められて原作小説も読んだが、小説の出来不出来は別として、こちらはもっと子供たちがコミカルな殺され方をしていた。いったいこの映画は何を言いたかったのだろう。ファシズム、軍国主義の脅威?少年犯罪の凶悪化に対する子供たちへの警告?特にそんなメッセージ性があるというものでもなく、ただ作者・監督が小説・映画を通じてロリコン趣味・ペドフィリア的な欲望を満たしただけじゃないの?まあ映画としても原作に比べてグロさはないし、キャラクターの掘り込みも浅い。川田(だっけ?)は中学生に見えないし。 【こまごま】さん [ビデオ(邦画)] 4点(2007-01-04 11:26:46) |
34.某国の某地域で「日本を知る週間」というのがあって、この映画が上映された。これで「日本を知る」のかぁ。困った。実際にこんなことが起きてるわけじゃないんだぞー(あたりまえだ)。と叫ぶ勇気のなかった私に代わり、誰かもっと大きな字で「フィクションだってば!」と英語版に字幕入れて下さい。ほんとは付いてたけど、レトルト食品のパッケージの「盛り付け例」の文字くらい小さかったので。念のため。 【中山家】さん 4点(2004-10-27 01:06:33) |
33.近未来の日本、BR法とやらが発動される中、中学生たちが最後の一人になるまで無人島で殺し合いをさせられるという。アイデアそのものからして、馬鹿馬鹿しいほどの荒唐無稽。(何で国家が少年たちに殺し合いをさせるか。誰が大人の言いなりに仲間どうし殺し合いをするか。) 話題騒然の問題作。どんな題材でも客さえ入れば良いという製作側の儲け第一主義が透けて見え、これが一番イヤらしい。が、しかし監督は鬼才深作欣二。そんな過激な企画ものであるにしろ、見る者に何らかの生きざまというか死生観を提示してくれるのではと思いきや…。飛び交う台詞もテレビのドラマ並みで、“ハッ”とするメッセージもとくに見当たらない。それでは映画そのものの出来はどうかと言うと、これが良いとは言えない。個々のエピソードのまとまりが悪く見づらい。ラストもやけに冗長だ。結局のところ、過激を売りにしたバイオレンス・ムービーの凡作にしか映らなかった。 【光りやまねこ】さん 4点(2004-08-30 13:30:28) |
32.こういうカタチで映画化してほしくなかった。いろんな意味で重くしすぎ。もっと軽くていい。非常に面白い題材なだけに、なんか非常に残念。もったいない。 【ドレミダーン】さん 4点(2004-07-11 16:28:52) |
【Aキト】さん 4点(2004-06-15 20:08:35) |
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30.世間の評判に反してそこそこ楽しめる作品だったなぁ。ただ、終わった後はなんも残ないないけど。 【夏目】さん 4点(2004-06-11 13:32:53) |
29.単純に「映画」としてどうなのか?と言うと、ハッキリ言って「駄作」です。深作自体、80年代前半で「終わってた」からね。たけしとメロリンQだけは上手かったですけどね、流石に。演出(特にCG)もヘボいし。当時、深作は「中学生にこそ観て欲しい」と言ってましたが、有る意味納得。確かに「子供向け映画」ですもん。大人が観たら、作品のクオリティの低さに気付かれてしまいます・・・。規制が無かったら、1時間のTVドラマで充分。 【こじろう】さん 4点(2004-04-25 10:48:56) |
28.私には理解不能…。映画云々以前に、こんなストーリーを考えた原作者・高見広春氏の想像力が怖い。何かしら氏の心の傷に起因しているのか?通常の精神状態では思いつかない絵空事だ。しかし、命の尊さを訴えかけるメッセージとして受け取れという方に無理がある。否定派の立場から観たせいか、藤原竜也やビートたけしも、そんなに演技が上手いとは思えない。安藤政信と山本太郎は凄みがあって良かった。 【やすたろ】さん 4点(2004-03-11 00:44:50) |
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26.安藤政信、良い味だしてました。一つ一つの戦闘におけるカット割りは深作欣二監督らしさもあり、また、ちりばめられたエピソードもなかなか印象的(とくに灯台での話し!)だった。だけど、全体としてみると、いまいちかなー。とくに最後はいただけないなぁ。。。って、脚本が悪いのか?と思って脚本家をみたら深作健太氏か。。。ある種、納得(笑)。 【あまね】さん 4点(2004-02-05 14:10:30) |
25.発想は良かったと思うんですが。BR法の説得力を初めとして、展開が少々強引過ぎやしないかと。都合良く運び過ぎってゆう。なんか期待外れでした。原作の責任だと思いますけど。中学生が殺し合うっていう設定は勿体無いと思うんですけど。リアリティを作りきれなかったと思います。 【M・M】さん 4点(2004-01-04 19:53:49) |
24.シナリオが雑なんだろう。よかった点は、おとなしそうな少女が実は残酷だとか、西部劇っぽい決闘シーン、自殺者が出るなどの極言状態の雰囲気、あと最後の絵。シナリオに関しては、立ち入り禁止区域で死ぬとか、弱そうな武器をうまく応用するとかいう工夫が欲しかった。アニメ声のアナウンサーと、たけしの「自然体の狂気の演技」のマンネリでマイナス1点。あと、論点として、この手の映画では、残酷描写があろうとなかろうと面白さはあまり変わらないと思う。 【MASH】さん 4点(2004-01-03 07:54:09) |
23.原作を読んでたので「ふ~ん」ってついて行けましたが、そうじゃない人には辛かったハズ。一応フォローしておくと原作には忠実だと思います、というか2時間っていう枠の中ではあれが限界だと思いますが、やはり全体的に見ると分かり難さを否定できません。小説のように人物の背景を描けない分だけ不利ですが、まぁ期待通りという感じでした。やはり時間が足りないですね、だからといって2部に分けて欲しいというほどのものでもありませんが・・・ 映画にストーリーを求める人には向かないです。 【HLB傭兵】さん 4点(2003-12-24 16:25:22) |
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21.衝撃やね。こんな映画があっていいのか?とりあえずあんまりおもしろくはなかった。 【スミス】さん 4点(2003-12-23 05:36:28) |