1.前半はちょっといい映画かなぁって思ったけど、後半の感動させようって意図を感じる演出にはがっかり。
中井貴一の性格が豹変して後半は超いい人になるけど、その辺りが感動の押し付けに思えてしまう。
元々いい人だったなら運転士になってからの親切な行動も理解できるけど、非情な会社人間だっただけに違和感がある。
せめてリストラ命令に悩み苦しむくらいのことはあっても良かったんじゃないだろうか。
あと、嫁の立ち位置も微妙で、ラストも感動とは程遠いです。
何しに来たの?って思ってしまった。
のどかな景色の中を走る電車という構図は味があって良かっただけにちょっと残念な感じです。