3.王家衛の作品は全てレビューしてたつもりだったが、うっかり一作目を忘れてた。
平均点の低さが物語るように王家衛作品の中でも駄作と言っていい出来だった。
映像表現がまだ確立されておらず、あまりスタイリッシュさを感じないのが第一の要因で、次に音楽やファションなんかもダサいので駄目。ストーリーも基本チンピラ達の抗争がメインで、「男たちの挽歌」などのヒットにあやかりましたってのが見え見えだった。王家衛自体はたぶんラブストーリーをやりたかったんだろうね。唐突なアンディとマギーのキスシーンがそれを物語っている。
それにしても、役名に俳優の名前をそのまま使うというのは香港映画にありがちだが、なんか適当過ぎない?笑