3.結局、何が何だか分からないまま終わってしまった。2回観たら分かるんだろうか?でも、もう一度観たいって気になれない。八百長ギャンブルを仕掛けた(?)ヤクザな組織とティム・ロスって、どういうつながりなんだろう?密造酒(?)の売買だけではないってことはラストのオチで分かるが…。女ボスが彼のことをギャンブラーと呼んでいたが、それはオチの展開を暗示したものなのか?配置転換を希望して昇進への道を断たれたのに一人ほくそ笑むクリス・ペン、1万ドルが返ってきたから?それとも、彼もグルなの?ラストで、蘇った死者ティム・ロスが夜道を徘徊して見知らぬ女に声をかけるシーン、真犯人はやはり彼だったのか?(これは間違いないだろう)嘘が嘘のまま放置されるのはかまわないが、謎が謎のまま放置されてはかなわない。最後の種明かしに驚きがないのは、何をどういう風に騙されてたのか観客が分からないままラストまで来てしまったせいだろう。私は明らかにこの手の謎解き映画に向いていないようだ。