1.ZEPのジミー・ペイジが音楽を担当しているのですが、ハッキリ言って、そのギター・サウンドは浮いてました。作品としては74年のヒット作「狼よさらば」の続編。いつものようにオープニングの暴行シーンは今回は目を覆いたくなるほどの凄まじい迫力。確かに3作以降の軍事アクションっぽい展開よりはマシですが、本作でも前作のあったような殺伐とした空気や異様な緊張感や圧迫感といったものが薄れ、むしろハードボイルドっぽくなっています。ひたすらストイックな雰囲気あるブロンソンは力演だが、正直ポール・カージーのシリーズの限界を感じた一作である。