3.あんまりアジアン・ホラーって観てないんですけど、「呪怨」の咽喉の奥を鳴らした様な音といい、本作の木の軋む音といい、そして幽霊の関節の外れた様な(てか、外れた関節を嵌める様な?)動きといい、どれもこれも新鮮味がありませんね。とにかく貞子が(文字通り)世界に与えたインパクトには相当なモノがあったということだけは判りました。本作も幻覚と現実をもっと突き詰めて描けば面白かったと思いますけど、【FSS】さんご指摘の通り、そこに何の工夫もありませんでした。それにしても、本作がレスリー・チャンの遺作だったんですね。改めてご冥福をお祈り致します、4点献上。