10.アメリカでこんなねつ造事件があったとはこの映画で初めて知ったんだけどすげぇ手の込んだことしてるなぁ~。一つ一つ嘘が見破られていくのは見てて楽しかった。でもなんでスティーヴン・グラスがねつ造に手を染めたのかが全く分からんかったのでその辺の描写がほしかった。頭がいいはずのグラスの都合のいいような感じがしてたまらんかったっす。何か病気もちっていうのなら納得できたんだけどなぁ。微妙に物足りなさが残る中、グラスの挙動不審ぶりと言い訳しすぎる態度に見ててイライラしてきましたが実際もこんなんやったんやろか?卒業後は弁護士になれたんやろか? |
9.実話ものの宿命で、勝手に話を変える訳にはいかないから仕方が無いけど、映画としては楽しめなかった。もう少し丁寧に描いたら良くなる気はするけど。 【j】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-08-17 13:32:26) |
8.事実優先で描かれているため、映画としての面白みは若干削られていたようだ。 ジャーナリズムとは完全真実というのはやはりありえないとつくづく思う。今の日本のニュース番組のワイドショー化がある意味、恥の文化日本の理性ともいえると思った。 【Jane.Y】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-06-17 07:32:39) |
【黒めがね】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-03-01 22:56:15) |
6.人はいっぱい出てくるし、場面がコロコロ変わるしで、慣れるまで戸惑いました。 面白い題材だと思うので、もうちょっと深く描けたらよかったと思います。 前の方も書かれていますが、彼の八方美人っぷりが強調されてて、結局「好かれたい」というのが最大の動機だったのか、と自分は納得しています。 【さっく】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-10-21 20:38:13) |
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5.確かに「何故スティーブン・グラスは記事を捏造するようになったのか」という部分の深い所が描かれてはいませんが、推測するに、これは彼の主体性の無さから来てると思う。真実に対する異様な執着やスクープを求める虚栄心等、ジャーナリストには我を強く持つ人間が多い様な気がしますが、本作のグラスは正反対。彼は常に周りを気にして、仲間の世話に奔走し、上司の顔色を伺い、秘書にまでおべっかを使う。況してや自分が志した一流誌の記者という職業に就いてるにも関わらず、親のご機嫌を取る為にわざわざロー・スクールにまで通う。彼こそ究極の八方美人。グラスにとっては「真実」よりも「好かれること」こそが一大事。だから読者に好かれる為に、「退屈な真実」より「面白い嘘」を選択したのでしょう、5点献上。 【sayzin】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-09-29 00:04:32) |
4.見ていてあきることはないものの、作り方が浅すぎる。「捏造」がこの映画のキーワードであるので主人公がそれを切り抜けようとする流れは当たり前である。この手のストーリーを映画として作るのであれば、最初の捏造に至った状況や心理を描写しないと見てる方は消化不良を起こしてしまう。 【MS】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-07-01 21:32:05) |
3.ダーティ・ヒーローなのか心理サスペンスなのか?と誤った期待をしてしまったわたしもわたしなんだけれども、妙なところにハンク・アザレアなんか連れて来るから余計に話がややこしくなってしまった。キャスティングが思わせぶりすぎて期待度空回ってしまう典型的な例だと思うが、これだけ達者なメンバーを揃えた割りには絵的にも大した工夫もないし見せ場らしい見せ場もない。見せ場の無いことで却って盛り上がるハンク・アザレアやクロエ・セヴィニーをこういうところに持って来るのもえらい反則技だと思いますし、いろんな意味で企画倒れな作品と言えるのではないでしょうか。残念なことに原題もイイですが邦題もイイ。こんなにカッコいい邦題って滅多にあるものではないと思いますので、邦題に絞って5点献上。要するにタイトル負けっつーことなんですが、タイトルのカッコいい映画に傑作無しとするわたしの持論は明確に裏づけられました。フツーにタテに見て行く分には特にサイテーとも言い切れないんですが、なんせ話がついて来てません。まあ暇つぶしにはなります。凡作と切って捨てるにはあまりにも惜しい邦題なのがとてつもなくイタい。 【anemone】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-02-16 01:57:34) |
2.う〜ん、結局映画として何が言いたかったのか…考えさせる作品ではありますが。◆簡単に言っちゃうと「ジャーナリズムの恐ろしさ」と言う事でしょうか?それでは当たり前すぎる・・・じゃあ何か?◆映画の最後に、この記事捏造記者はその後、そのこと自体を自分の本にして、大金を手に入れたと説明があり、DVDのドキュメンタリーでは、捏造記者、彼自身が出演したテレビが放映されており、インタビューにも淡々と答えています。彼はそのテレビに出演する事でも、多額の出演料を手にしているでしょう。つまりこれはどういうことか?◆これはジャーナリズムというモノに対する我々の愚かさを嘲笑ってるような印象を受けました。つまり”こういう罪を犯した者”でも彼を題材にすれば、あなた達は飛びつくだろうし、そんな犯罪者をも結局は、英雄化し、彼自身の利益にもなる、というこの聴衆の浅はかさたるや・・・◆かく言う私も、このDVDを見る事で、その「愚かな聴衆」の一人であることは間違いない訳ですが(笑)。要はココ(頭)の使いよう、って事ですかね?どんな馬鹿げた事でも我々「愚かな聴衆」がいる限り、商売になるって事です。◆でもこの題材を映画として取り上げ、そのバカな我々を嘲笑うのであれば、それに対する具体的な解決策、じゃあこのイタチごっこなジャーナリズムをどうすればいいのか?制作者サイドとしては、この問題をどう捉えているのか?その部分を提示すべきなんじゃないかと思いました。問題提起するだけで、あとは投げっぱなし。もう一歩踏み込みが甘いな、という印象は否めません。 |
1.この前TVでこの映画の紹介やってて、主人公はこういう奴なんだって事でスティーブン本人がVTRで出てたんです。その時の彼は特に悪びれた様子もなく淡々と話てて、捏造はあたかも当たり前かの様に話すんです。この映画でも彼は同じように描かれてたけど、彼は自分が勝手にでっち上げた話自体が本当に嘘ではないと本人こそが信じてしまうんですよ。こんな人間恐ろしくないですか?そして後半からだんだんと追いつめられてくと逆ギレ、泣き出す…。人間としてまだまだ未熟だしすごい女々しいし、かなり病的な部分がある人間なんだなと。結局私が言いたかったのは、見てる途中からイライラしてしまうほどこのスティーブンて奴は人間としてすごい嫌いですってことですね。 |