5.ヒッチコック作品としては異色、喜劇タッチのサスペンス。
平和な村で起こった、ある事件の真相をラストまで引っ張ってはいるが、
全編を通して緊張感はまったくなく、何となく舞台劇を見ているような感覚。
そのぶん軽い人情劇やロマンスなどを取り入れ、一応バランスは取れている感じかな。
ラストはとても無茶だけど、あくまで喜劇なので目くじらをたてるようなこともなかった。
シャーリー・マクレーンはこれがデビュー作のようで、う~ん、かわいいなぁ。
作品自体は満足という訳にはいかなったけど、たまにはこういう手法のサスペンスもいいかな。