1.捕虜になったポーランド軍大尉の妻を軸に第二次世界大戦の時代をなぞっている物語ですが、どこか客観的で淡々としてることもあり、深く感情移入出来にくかったのが残念でした。
ただ、大戦後、ソ連による隠ぺい工作と軍事的圧力で真相があやふやになったあまりに許されざる残虐行為を描ききっている部分は、見るというより、世界が知るべき意味があるように思いました。
映画が娯楽だけでなく、史実を伝え残すものでもあると強く感じさせてもくれました。
意味合は高く評価できますが、映画作品として見たときには、辛口申訳ありませんが...5点で...。