10. 「疑似ドキュメンタリー」と言えるような演出で戦場の実相を描写。手持ちカメラの撮影は臨場感を増し、極度の緊迫感の中で繰り広げられる映像の数々が観る者を惹きつける。 リアリズムを追求し、写実的な戦場描写に徹した演出は説得力を持つが、人間の物語は置いてけぼり。その点は物足りなさが残る。 【風小僧】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-04-03 14:43:18) |
9.爆弾処理という非日常を描いているにもかかわらず、この盛り上がりのなさは何なのだろうか? ドキュメンタリーのようなリアリティを追求したのだろうか? そうであるならば成功したとのだろうが、映画としてはストーリー性が欲しい。(正直、どこら辺がアカデミー賞作品賞の決め手になったのかわからない。) 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-08-02 21:26:56) |
8.主人公にジェレミー・レナーはミスキャスト。これが薄っぺらさの理由だと思う。戦争で病んじゃった描写は「告発のとき」がピークであり、この映画は他のイラク映画同様それを乗り越える事を諦めている。それが良かった所。(主人公が手袋取り入ってるときに、爆破スイッチ押す描写はあるけど) 【カップリ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-04-14 22:59:36) |
7.オスカー受賞の箔が無ければスルーしていたであろう作品。確かにテロと戦ってる戦場の雰囲気は伝わってくるが、このストーリー性の薄さは何なのだろう…。これだったら例え爆発のシーンを拝めないとしても、ドキュメンタリーを観たほうが有意義だった。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-03-02 21:34:01) |
6.この作品の伝えたい内容は「異常な戦争に一度入り込むと、ドラッグのようにハマってしまう」という事でしょうか? どうも、「こういう職業があります」「こういう人達がいます」「こういう世界があります」と説明的な気がしました。 【sirou92】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-01-07 23:14:38) |
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5.うわ。つまらん。と言って済ませる訳にいかないんだろうね、こういう作品がオスカー獲っちゃうんだから。戦場の映像が逐一、これでもかこれでもかと流れてくるようになって、ホンモノの映像の持つリアリティに、すっかり圧倒されちまい、作り込んだ虚構であるところの「映画」に対する懐疑が生じた訳だ。アメリカ映画界が自信を失った訳だ。怖気づいた訳だ、とまで言ったら言い過ぎか? そういう一連の流れにおいて、つまるところ、3Dに挑戦した『アバター』と本作とのオスカーレースってのは、「作る」立場と、「壊す」立場との、一騎討ちだったのね。そして結局、「壊す」方に軍配は上がった。でも、「壊す」だけじゃあしょうがない訳で。それとも、映画をいったん解体した上で、映像美学を再構築してみよう、ってか。「これは実際の映像です」的な映像の持つ力。もっとも、「ホンモノの映像のリアリティ」って、あくまでホントにホンモノであるからこそリアルなんだけど・・・。そういや対抗馬の『アバター』ですら、同様の手法を用いたシーンがあったっけ。でも、それに頼り切らない賢明さを持っていた分、『アバター』には救いがあった。本作は、映画を壊し、壊しただけで評価を受けてしまった。勿論本作にも作為はある、あるけど・・・面白くない(スーパーマーケットで立ち尽くすシーンなど、本気でアホかと思った)。これでいいのか、アメリカ映画。 【鱗歌】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-12-20 22:52:07) (良:1票) |
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3.悪くはないが肝心のストーリーが弱い、前半のドキュメンタリー風なブレブレ映像で臨場感を出したのは良いが、現場以外のカメラはちゃんと固定されメリハリがない、観ている側の立ち位置をあまり考えてないような映像。事実がどうかは解らないがあれだけ完全防備のいでたちで指だけ無防備な所がすごく気にかかった。 話自体は新しくはない、ベトナム物で既出の戦場でのみ自分の存在価値を認識し通常社会で充実感を見出せない、だからまた戻っていくのだ・・・というものだが、くどくなくサラリと演出したのは良かった。 特筆できるのは砂漠での戦闘シーン、ここは非常に緊迫感があり見応え十分、夕暮れになり「今日はもう終わろうか」みたいな台詞が妙にリアル。 しかし全体の出来はとても普通な映画だと思う。 【カーヴ】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-10-26 10:45:12) |
2.爆弾処理の人の度胸は凄まじいと思った。いい感じの緊張感があった。でもわざわざ作品賞獲らせて後世に残す作品ではない。 【たいがー】さん [インターネット(字幕)] 5点(2010-05-31 18:51:04) |
1.同年代にアカデミー賞を争うこととなった本作品とアバター。現実に起こっている戦争を題材ににした本作品と、仮想的な戦争を題材にしたアバター。元夫婦同しの賞争い。全く趣向の違う映画同しなのに比較されるという不思義。。。アカデミー賞を取っていなければまず観ることは無かったと思いますが、『え~あのアバターを破ったの???』てな事で興味津々で観に行きましたが!『あ~やっぱ止めときゃよかった』終止ドキュメンタリー映像を見せられている気分だし、そもそも、平和ボケしてる私には理解したくない現実ばかりでめげました。 【みんてん】さん [映画館(字幕)] 5点(2010-05-31 16:28:42) |