1.高評価が多い中、心苦しいのですが、正直、非常に退屈な映画でした。確かに映像はキレイだし、少女たちも美しい、音楽もまあまあ・・・なんですけど。私の場合、こういう映像叙事詩的な作品は、思いっきり魅かれるか、メチャメチャ退屈かにハッキリ二分されます。本作は明らかに後者で、睡魔との闘い。好みの問題なのだけれど、やっぱりちょっとしまりがない、という印象は否めません。甘ったるくダラダラ~、みたいな。ミランダは確かに美しいけれど、ボッティチェリの天使だかヴィーナスだかはちょっと違うんじゃ? どちらかというとニンフ的、というか、ベルニーニのダプネの方が近い気が・・・。実話ベースという刷り込みがなければ、もっと点数低くしていたかもですが、この点数でお許しを。