1.ああ~、プロフィールで「DVD買ってきて観てみま~す」と約束してから、はや1年半。やっと買ってきました(980円に落ちるまで待ってたという話も…)。さて、草木も眠る丑三つ時に、DVDをプレーヤーに突っ込んで…うぁははは~! 宇宙服がバブルマンだよ~^^こうなると判ってて何でアメリカに着陸すんだよ~^^部屋ちゃんと片付けろよ~^^ワシントンが昼ならヨーロッパは夕方じゃないのかよ~^^『キャプテン・スーパーマーケット』の呪文の元ネタはコレかよ~^^!! …むぉほんッ、た、大変楽しい時間を過ごさせて戴きましたありがとうワイズ監督。
SF映画史に足跡を残す、大変貴重な作品だとは思います。そして、終戦直後のアメリカとソビエトと中国が陥った全体主義を批判するのにUFOを使うというアイデアは、当時画期的だったとも思います。そして、以後量産される宇宙人侵略SF(『プラン9・フロム・アウター・スペース』から『MARS NEEDS WOMEN』に至るまで…)の基本形の全てがここにありますな。『2001年宇宙の旅』が登場するまでの20年弱、SF映画のパラダイムを保ち続けたという意味では歴史に残る名作でしょう…その証拠というか、バートンとライミに思いっきり遊ばれちゃってますが…時代の流れは酷いのぉ…。
●追記:いま気づきましたが、石井輝男監督・日本初の宇宙ヒーロー活劇スーパージャイアンツ第3~4話『怪星人の魔城』『地球滅亡寸前』は、本作の静止シーンが元ネタかぁ…あ、そもそも1話目からかぶってるシーンもあるし…つまり本作は、仮面ライダー系ヒーロー特撮の源流でもあるワケですなぁ。勉強になりますた。