1.初めて観たのは小学校の頃テレビで。当時、めちゃくちゃ怖くて、特にシャンソン歌手である高英男さんが殺し屋役で最初にゴケミドロに寄生されるんだけど、これのインパクトがすごくて。額、パカッってわれて、ドロドロの液体(ゴケミドロ)がニョロニョロはいっていくシーンはびびりまくり。しかも額の割れ具合が縦割り(ちょっとヒワイ)。ただ、当時は全部観る事ができずに(学校に行かなきゃならなかった)、結末は学校から帰ってきて、オカンに聞きました。その聞いた結末も映像でみてないけど、ショッキングやった。そして、最近、その結末を確認するため、観なおしてみました。すると、なんか全体的にショボすぎて、ちょっとショック。それにドラマ部分とか、かなり突っ込みどころ満載。いきなり飛行機小さすぎるし。ただ、高英男さんの怪演は今観てもかなりインパクトあるし、円盤に人が飲み込まれるシーンとか、最後の悲壮感とかはいい感じでした。ちなみにDVDだと、みうらじゅんさんのカウチコメンタリーが聞けて、映画観ながら、色々突っ込んでくれるんだけど、これには爆笑させてもらいました。それと、キルビルの飛行機のシーンって、この映画が元ネタなんだって。今、同じ感じで作れば、B級以下だけど、ちゃんとリメイクすれば、すんごい映画にはなりそーかな。ショボイ特撮でも愛情持って観れる人には(今の感覚で期待して観なければ)オススメです。俺は、エゴむき出しの汚い脂ぎった大人な雰囲気が好きなのと(外人差別もなんかもある)、ただいま日本の特撮にはまってるので、楽しめました。