4.クールでセクシーなブラザー、黒人探偵ジョン・シャフトの活躍を描く映画・・・なのか? だったらもっと活躍して欲しかったぞ(ビルの窓から敵を投げ捨てるまではよかったが。笑)。いや、まず主題歌がね、シャフトの事、やたらホメるんですよ。じゃあ、こりゃまあお約束事として、「シャフト=カッコいい」と思って見なきゃいかんのかなあ、と何とか自分に暗示をかけつつ観るわけですが、なかなか難しい。結局、モミアゲが気になるんですよ!まったく。それはよいとして、特に街角のシーンでは人物中心のカメラで、広範囲を映さず、これがなんとなくゲリラ撮影っぽいインディー臭さを感じさせて、意外と小気味よかったりもします。はっきり言えば、ようするに低予算っぽいっちゅう事ですが。映画にあまりヒネリがなく、ほとんど唯一のヒネリが、ここぞというところでシャフトが撃たれてしまうというガックリな展開、ちょっと寂しゅうございました。