2.監督がMotel Helloの「o」が消えてるのを観て、Motel Hell(地獄)の映画撮ったろかって思いついたとしか思えない映画やった。パチンコのパの字が消えててチンコの映画撮ったろかってのと同じ感じ。頭悪い感がすんごくにじみ出てる。ただ、映画全体のかもしだす、なんとんも言えないバター臭い雰囲気が、それに絶妙にからんでて、異様な雰囲気作りは成功してるとゆうか、このテイスト狙って作ったんやったら、この監督、馬鹿やけど天才。けど馬鹿。言い換えると、臭いけどちょっと臭ってみたくなるあの独特風味の一日はいた靴下のにおいって感覚のニュアンスな映画(そうそう、ってどんなニュアンスやねん!)。たまに流れるテキサスの片田舎風の70年代癒し系ミュージックがさらにこの映画を変な風にしてもーてる。普通なら狙ってる馬鹿やろってちょっとさめてまうねんけど、どっか本気っぽいところがあるから、飽きずに観てまうとゆーか、靴下臭ってまうとゆーか、とにかく人間栽培、臭そーな兄妹、能天気な豚のカブリモノにチェーンソー、催眠術の機械、そんなにピンときたら観ても損はない。俺はこんなんめっちゃ好きやけど、頭悪い映画観すぎてるかせいか、イマヒトツ、パンチが足らんかったかな。もう少しテンポがあって、もっとぶっ飛んでたらな~って思えた。ちなみにそないにグログロな直接描写はあんまないです。鑑賞後は明日から真面目に生きようって思えるし、真面目な映画が観たくなるそんな脱力感を感じてまう。オススメ。