1.デジタル処理された映像素材とCGアート、そしてヨーヨー・マのチェロを主体としたオーケストラで構成された映像叙事詩。こう書けば何か凄そうな感じもしますが、要は、NHKスペシャルのタイトル・バックで良く使われてきた様な映像コラージュと音楽が、1時間半(!)も延々と続いていくだけ。10分足らずの似た様なデジタル・アート作品と比べても、何処がどう違うのかも良く解りません。私の印象としては、「アメリカから見たアメリカ」「アメリカから見た世界」という視野の狭さを感じた。これが「月から見た地球」レベルの視点に変われば、もう少し評価も違ってくるでしょう、5点献上。