1.クロード・ピノトーといえば「ラ・ブーム」の監督さん。よって作品の雰囲気、テーマ曲の使い方のセンス、ラストシーンなど、随所に「ラ・ブーム」を思い出す作品です。「ラ・ブーム」の女の子がすっかり大人になった数年後の「ラ・ブーム3」としてもいいくらいの作品。この頃のソフィーの映画ってそう言えば見た記憶が無いんですけど、「ラ・ブーム」から数年、本作のソフィーはほんとに綺麗でした。電話をしても留守ばかり。連絡がなかなかとれず、電話の応酬になる中盤がもたつくのですが、↓の方と同じく、「そう言えば昔はこれが当たり前だったんだよなあ・・・」と携帯が無かった時代の頃をちょっと思い出したりもする作品です。