1.女性が主役という物珍しさが目立つが基本的にオーソドックスな西部劇。
むしろ師匠となる殺し屋や復讐対象、町の人々の描き方が秀逸で、
だったら普通の少年かなんかでやったほうがすっきりしたのではないかと思う。
ラクエル・ウェルチがきれいでそれだけでも最低限の魅力が保障されるけれど、
それ以上に演出などがんばって面白くしようとしている。
キャラクターがそれぞれに立っているし脚本もそこそこ練れている。
よくわからん人が出てきたり追っ手がどっかにいったりするあたりの雑さが残念ですが、
よく出来ている部類の映画かと思います。