1.こういう子供と動物のお話は、嫌いじゃないんですけどね・・・きっと原作は、なかなか良い児童文学なのだと思います。でもなあ・・・僕にはこの作品から「映画ならではの感動」があんまり味わえなかったのです。イジワルな言い方をすれば、ただ役者たちにお話通りに芝居をさせて、それをカメラで撮りました、みたいな。例えばミヒャエル・エンデ原作の映画「モモ」は、やっぱり原作を読んだときのドキドキ感には勝てないなあ、という面もありつつ、冒頭に出てくる「幸福な空間」としての街(とそこに住む人々)がとっても魅力的だったんですが・・・。犬の演技が良かっただけにちょっと残念。頑張れ、ウェイン・ワン!