9.素数好きなもので、この原作は大好きだったんだが、映画には向いてなかった。でも映画で生きそうなところもあったのに使ってない。制限時間が80分ってのなんかすごく映画的に使える気がするが、あまり興味を示さない。2日目の訪問をナレーションで済ませてしまうもったいなさ。終盤の次第に時間が短くなっていくサスペンスも省かれた。周囲を牧歌的な風景にして、「癒し」の話にしてしまった。この監督は素数にドキドキした経験がないのではないか(たとえば最近ではおととし2011年が素数年だった、次は2017年だ、2040年から2052年までは素数の暗黒時代だが、2080年代には4回素数がめぐる、というようなことにドキドキするかしないか、ってこと。素数とは違うが今世紀最大のドキドキは2の11乗の2048年)。タイガースの試合を観にいくのを、周囲の牧歌的風景に合わせてリトルリーグに変更したのは、手間を省いたってことでもあるんだろう。それでも「友だちとしてきたんです」のところではホロッとしてしまった。 【なんのかんの】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-11-04 09:25:57) |
8.細かい突っ込みどころは有りつつ、私はほんわかしたこの作品好きですね。まるでおとぎ話のように進んでいくお話。ファンタジー映画のジャンルに入れます。博士が愛らしい。 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 6点(2012-08-01 02:41:09) |
7.私にとって数学は天敵でありこの世で一番嫌いなものである。数学を愛する者などみな異常者だ。よってこの映画のタイトルは博士の異常な愛情がふさわしい。 【Arufu】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-12-09 01:42:01) |
6.博士の愛した数式。その数式ですが、まったく意味が分からなかった。数学大嫌いな私からすれば公式を見るだけで拒否反応がでてしまいます。 でもその一見意味不明な英数字の羅列ですが、不思議なことに温かみを感じるんですよね。 【ライトニングボルト】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-05-16 20:33:47) |
5.スティーヴン・ホーキング博士も「数学は神の言語である」と仰ってたと記憶してますが、神が造り賜うたとされる世の森羅万象を的確に説明できるのは詩人の言葉ではなく、確かに学者の弾き出した数式のみ。解を求める行為は正に神との対話。常に神の言葉を読み解こうとしてる数学者は、聖書の研究に明け暮れる聖職者に近いかもしれない。本作の博士はそれに加えて、記憶という「汚れ」も付かないイノセントな存在。彼は周りの魂を癒し、浄化する神の使いでもあるのです。確かに合点のいかない部分も散見されますが、私は一種のファンタジーとして楽しめました(数学音痴の私には非常に有難い映画でもありました)。ところで、本作で最もキーとなるべき数字「80」には何か意味があったんでしょうかね、6点献上。 【sayzin】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-01-04 00:04:49) |
4.吉岡君はちょっとなあ、と思いましたが、ダルくなりそうなエピソードを細かくそぎ落としたり変更したりしつつ、あの原作をシンプルにまとめられていたのは好感が持てました。まあ、そのぶん薄っぺらさは否めないんですけど、映像化にあたってはこれで正解かなぁ、と。原作とはまた違った魅力がある作品です。 【zinny07】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-11-20 05:44:03) |
3.優しい空気に包まれた作風は好きだけど、 物語としては起伏のない単調な作品になってしまっている。 こんな家政婦さんが居たらいいなぁって 深津絵里を生温かい眼差しで眺めるにはちょうどいい感じではあるけど、 もう少し何かあっても良かったんじゃないかと思う。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 6点(2006-08-08 08:19:01) |
2.原作未見ですが、それなりに楽しめました。登場人物がみんな「いい人」ばかりなので、家族で観に行ってもいい映画だと思います。ストーリーにあまり起伏がないので全体的にほのぼのとした雰囲気になってますが、まったりとしたい方、心に潤いがほしい方にはお勧めです。寺尾聰の演技はすばらしかったですが、観終わってからはもう少し堅い印象のある俳優さんのほうがギャップがあって面白かったのでは?と思いました。 |
1.悪い映画ではないんだ、邦画特有のゆるーい雰囲気は結構好きだし。 数学の面白さについて分かりやすく魅力的に説明してくれたし、それもヨシ。 でもあまりにもメリハリが無さ過ぎる。ずーっとゆるいと流石にしんどい。 もっと時間が短くてもよかったのでは…いや、根本的に脚本に問題があったのかも。 惜しいっ。 【ふくちゃん】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-01-25 00:10:53) |