6.苦手な藤原竜也さんが私に初めて見せた普通の演技。『下妻物語』の深キョンのヤンキー演技くらい意外でビックリした。お話もなかなかでしたよ。 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 6点(2012-07-18 01:08:36) |
5.吉田修一の映画化という比較では悪人よりはマシかな。肝は登場人物の各々のズレなんだが、原作を知った上で見るとギリギリ表現できているかな?というレベルで、何も知らない人が見たらどうなんだろうなという疑問はある。映画ではどうしてもシーンというか場が共有されてしまうので、劇中の台詞にあるように、映画そのものがチャット・掲示板化してしまう。そもそもズレてたらストーリーにならないし。まあ映画化には悪人以上に不向きな作品だと思うが、なんとか脚本化したという感じ。役者の演技は総じて平坦かな。 |
4.自分、原作つきの映画を見ていまいちだった時、まず原作を読んでみることにしてるんだけれど、この映画の場合もそうで、原作は実に面白かった。で、あらためて映画を見直してみると、これがつまらない。やはり他の多くの人がおっしゃってるように、小説で描かれた登場人物の内面を描写することにほとんど失敗してるから。あと、具体的な人物関係、設定、これも実は原作はかなり丁寧で分かりやすいのに、映画の場合非常に不親切で掴みづらい。この作品を映像化しようとした意気込みは買うけれど、やはり無理だったのでは?もうひとつ、一部原作のイメージと全く違うキャスティング(琴美とか)の意味が分からない。 【rhforever】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-05-26 09:19:42) |
3.非常に実験的。 詳細を語らないので想像のみで観客を引っ張るにはチト演出がキツいように思えた。舞台劇のようだが映画でしか表現できないシーンもあり映画としては成立している、しかし多くのシーンである室内が暗く画質の荒さが気になるような照明はいただけない。 話は以外に面白く、犯人探しよりも人間関係を重視し、ラストに関係を逆転した上であの見下すような目から窓以外黒で引いて行き、タイトル、は結構凄い演出。 嫌だけどもっとベタに演出したら当たった映画かも。 【カーヴ】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-03-30 09:05:28) |
2.見終わった後に色々と考えさせられる作品。しかし、共感できるかどうかは個人の経験によると思うので、人を選ぶ作品かもしれない。上辺だけの付き合い、ぬるま湯に浸かっているような心地よさとそこから脱しようとする葛藤、人には多面性があり、誰もが知っている面など存在しないということ…そのようなテーマを“リアルっぽく”描こうとした作品。 【Sugarbetter】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-02-12 00:17:51) (良:1票) |
1.何故にあえてこれを映画で?といった感じ。全てが、ぼや~とした印象のまま終わってしまいました。他の方のレビューを読んで、理解できた点もありましたが。なるほど、原作の小説があるのですね。やっぱり、小説の緻密な内容を2時間の映像にまとめるのって困難なのでしょうか・・・。登場人物一人ひとりの背景が気になるので、原作を読みます。原作を読んでみたい気にさせてくれたので、プラス1点します。 【おおるいこるい】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-02-01 12:13:17) |