【TERU】さん [インターネット(吹替)] 6点(2024-06-24 20:15:20) |
13.インスパイア元の作品から想起したシーンを映像化するのはここらが限界、という印象を受けた。 そして、映像化で手一杯でストーリーと演出が疎かに…というか、登場人物にルール説明させてたら、スムーズな接続を構築するのはまあ無理なんではないか。 映画に地の文があればなあ…。 映像美はよかった。そこはさすがノーラン監督。 渡辺謙は英語がすごくうまかった。 【よこやまゆうき】さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-09-27 12:22:33) |
12.映画の最初の方は、いろんな映像を散らかして見せただけ、という感じで、ちょっと辟易してしまいます。「夢だから、支離滅裂なんです」という事を言わんがために支離滅裂な映像をわざわざこんなに時間を使って見せてくれなくても、なあ、と(ただしそれでは申し訳ないということか、ラストへの伏線にちょっとだけなっているんだけど・・・こういうのを伏線って言うんだろうか。冒頭とラストをただ機械的に繋いだだけ)。 という訳で、それなりに派手だからそれなりに目を楽しませてはくれるけど、結局回りくどい説明を聞かされただけなんかい、という出だしに対して、物語の主部に入ってくると、夢の夢、そのまた夢、さらにその夢、という階層構造を提示して、いやコレ、支離滅裂なハズの夢の世界の割には、なかなかよく整理されてます。ちゃんとその階層構造を意識できるように各段階を並行して描く親切設計。この映画でやってることは「火災を消火する夢を観たらオネショしてた」とかいうレベルの何ともアホらしい事で、でもそれをホントに映像にしてみせてくれると、何だかワクワクしてきちゃう。 ただ、それはいいけど、この物語において、何がゴールなのか、がピンとこないので盛り上がり切れません。主人公のコブはコブで勝手に妄想みたいなのに苦しんでるし、ロバートも勝手に何やら父に対する微妙な感情を抱えているし、サイトーさんに至ってはゴメン、もうどういうヒトなのかサッパリわからない。登場人物それぞれに、てんでバラバラの悩みや重荷を抱えさせ、ドラマに形だけの「重み」を持たせてみせてくれても、物語がどこにも向かっていないのではどうしようもない。そりゃ、夢なんだから、いずれ、醒めるでしょうよ。 とは言え、劇中では別途、ある種のタイムリミットらしきものがちゃんと提示されていて、それが、「超スローモーションで落ちていくクルマが着水するまで」っていう訳ですから、ああこんなおバカなタイムリミットの可視化の方法があったのね、と、これには笑わされ、感心した次第。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-11-23 11:42:36) (笑:1票) |
11.これはストーリーの〝解読〟に苦労するかな、というのが最初の印象。しかし、要するに何段階もの〝夢オチ〟の話なんだとわかってからは、すんなり理解できました。ずいぶん都合のいい夢だなと思いつつ。 かなりプレッシャーとストレスの溜まる仕事でしょうが、少なくとも不眠になることはなさそう。「いつでもどこでも、周囲でドンパチが始まっても、たとえ死にかかっても寝れる」ということは、もしかして超ド級の健康優良児なのかもしれません。 などと斜に構えて見ていましたが、マリオン・コティヤールの美しさと、クライマックスで一瞬だけ登場する「子連れ狼」ばりの風車に、図らずもグッと来てしまいました。あれって世界共通なんですね。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-11-21 20:46:36) (笑:1票) |
10.思わせぶりな脚本より論理的で親切な説明がほしい。面白いけど疲れた。 【マンデーサイレンス】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-12-08 15:26:31) |
9.SF好きな人間にとっては,それほどの目新しさは感じない.普通に楽しめたが,クライマックスへ向けての緊迫感が足りない印象.話・映像共にもう一捻り欲しかった. 【マー君】さん [DVD(吹替)] 6点(2013-07-13 14:06:14) |
8.映画館で見たときは「うおー、スゲー!」と興奮しながら帰路に向かうんですが、帰りの電車内で「いや待てよ・・・」とだんだん話のアラに感づき始めるという、いい意味でも悪い意味でも詐欺にあったような映画でした。夢業界(そんなもんあるの?)のルールや仕組みがよく分からず、後半に行けば行くほど???が増えて行きます。細かい理屈の整合性はまあいいや(勢いで誤摩化してもまあいいでしょう)。製作陣はそういう点よりも哲学的なテーマに目を向けさせたかったのかなと。じゃあその難しい哲学が映画を見ることですんなり理解できるかっていうと別にそうでもない。小難しいテーマを小難しく語って「答えは皆さんがそれぞれ見つけてください」では無責任すぎる。答えを出す、もしくは考えることは各々必要だけれど、それに至るまでに「小難しい問い」を「すんなりと」理解させる必要があると思う。「答えは皆さんがそれぞれ見つけてください」と制作者が言っていいのはそれができてからだ。 夢の世界のビジュアルを一発で表現した前半はとても良かったんだけどなー。 【ゆうろう】さん [映画館(字幕)] 6点(2012-04-02 20:21:47) (良:2票) |
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【*まみこ*】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-01-06 03:28:41) |
6.設定をもっと上手く活かせばもっとおもしろくなったと思います。特に前半で決めた役割の重要性を後半感じません。映画全体がアイデアに負けてしまっている印象を受けます。 【akila】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-02-21 22:48:16) |
5.確かに、非常によくできていると思う。だが、一方で、やりすぎだとも思った。状況を登場人物たちがわざわざ説明してくれるというのはやはりどこか見ていて萎えるし、すごい有様をまんますごい有様としてあまりに真っ向から描きすぎていて、途中あたりから食傷気味になった。 【峠のわが家】さん [映画館(邦画)] 6点(2010-12-18 00:26:27) |
4.どんなに独創的で壮大な物語なのだろうと楽しみにしてたのですが、普通のドンパチが多くて残念でした。 【ケンジ】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-08-22 21:48:57) |
3.う~む。映像は素晴らしい、食いつきもまあいい感じ、しかし最近の洋画に多いのだが(特にタイムスリップ物)あれがアリなら何でもアリじゃね?という話の一つに終わったかな。 前半部、生徒の女の子に訓練している所など、映像的にも後の話に大きな期待を抱かせたが上手く生きなかった、細かいルールはあるようだが説得力はイマイチ、あの手を使えるなら無限に使えるだろうし、やはりはっきりした制限がないと物語が1点に向って行かず、落しどころが曖昧になるよなぁ~そして最後の終わり方、あの終わり方はもう結構見飽きてるんだけど・・・もっと面白くなった気がする、食い足りない映画でした。 【カーヴ】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-08-14 15:59:27) |
2.観賞後、目の前に広がる現実世界が、実は夢の世界なんじゃないかと疑ってしまった。 【Yoshi】さん [映画館(吹替)] 6点(2010-08-09 23:20:24) |
1.こりゃまた観念的な映画。話としても映画のつくりとしても面白いし、飽きさせないんだけど、「勝手にルールをつくってルール縛りのなかで展開されるSF」ってのは、もういらん。ラストも想像の範疇内。根っこにある思想というか考え方がちょっと陳腐なのも気になります。もうひと味、底のしれない恐ろしさや、不可思議な味わいが強ければいいんだろうけど…予告編より面白いとは言えないデキです。ディカプリオは「妻を失ってウジウジする役」2連続。渡辺謙も予想の域を脱していない芝居っぷり。いろんな意味でビックリはありません。 【ケルタ】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-07-29 16:40:56) (笑:1票) |