21.実際のザッカーバーグがどんな人物像かは知らない(原作はほとんど創作)。幽霊みたいにあやふやな男を作り手と共に探っていく。膨大な情報を2時間にまとめたフィンチャーの手腕はピークに達し、ダークに作り込まれた世界観も相まって完成度は高い。しかし、何だろうこの虚しさは。フェイスブックが如何に大きくなっても現実的な手ごたえが感じられず、ただすり抜けていくだけ。いくら彼が孤立したところで共感出来る出来ない以前に実感が湧かないので、興味すら薄れてしまった。フェイスブック利用者かインターネットの向き合い方次第で印象はかなり違うかもしれない。 |
20.フェイスブックのマークザッカーバーグの映画ですね。導入部も面白いしサクセスストーリーとしても面白いです。点数を下げた理由は途中に入る双子のボートパートのせいです。 ボートパートも面白いのですが、それはそれ、ザッカーバーグはザッカーバーグと分けて考えて欲しかったです(映画として別物という意味で) そもそもボートの大会は双子の気持ちが切り替わるきっかけになるだけで、直接ザッカーバーグとは関係ありません。結果的にダレて映画が散漫になってしまった印象です。 【アラジン2014】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-09-25 15:33:09) |
19. 天才的な技術者によるシステム開発の裏ある暗い一面を見ました。気持ちよくはないけれど、面白い話です。 【海牛大夫】さん [ビデオ(吹替)] 6点(2013-11-09 11:54:23) |
18.うーん、イマイチついていけなかった...マークの頭の回転のように、映画の展開も早かったからかな?? 【●えすかるご●】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-10-04 00:55:37) |
17.それなりに手応えのある作りでした。ただ、こんな構成にしなくてもよかったと思います。これではかえって混乱してしまいます。 【K】さん [DVD(吹替)] 6点(2012-08-20 17:49:19) |
16.苦手な事実に基づく系。でも脚本と監督の構成が面白くて飽きずに見れた。が、中身はよくある話で富を取り巻く群像劇。「へぇ~」的な。セリフ多なので吹替が吉。スケベ心は原動力の源なんだな、やっぱり。 【movie海馬】さん [地上波(吹替)] 6点(2012-04-10 22:54:02) |
15.D・フィンチャーの新作を観てみる、というより、「フェイスブック」ってものが分かるか、という興味のほうで観た。“アラブの春”のとき、ニュースや新聞でさかんにフェイスブックについての解説はあったが、も一つよく分からなかった。プライバシーにうるさい社会で、自分をサラケ出すような仕組みがヒットするのか、という点が疑問だった。映画はそれの成立の話で、中身はやっぱよく分からない。ネットのバーチャルな世界という安心感からサラケ出せるのか、あるいはそれほどまでに現代人はつながりたがっているのか、そこらへんのほうが面白そうだったが、なんせ旧世代の人間なので、とんでもない勘違いをしているのかもしれない(でも考えてみればこのサイトだって、映画をダシにして自分をサラケ出したがってる面があるようでもあり…)。この映画をちゃんと味わうには、私は基本知識が欠如してたよう。21世紀の『市民ケーン』と観たが、それでいいんでしょうか。ラストの味わい(エリカ)まで含めて。今までの映画だったら単純に対比されるものが、微妙にズレて向き合わないところが面白かった。主人公のネットかじりつきオタクとボート部の上流階級。きれいに対比されそうなものが、現代では単純な対立物になれず、適度に噛み合ってはズレていく。そして主人公はどんどん裏のほうへ・虚のほうへ掘り進んでいく感じ。何も創造しない虚業と言えば虚業だけど、でもそれが“アラブの春”という現実の変革の立役者になったところに、世界の在りようの「単純でなさ」をしみじみ感じた。私にはもう実感として理解できない世界だが、たぶん21世紀初頭の記録として残る作品となるんだろう。ビートルズの“ベイビーユアラリッチマン”が流れたところで旧世代の人間は、これなら俺の守備範囲内だ、と嬉しかった。 【なんのかんの】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-01-29 10:28:20) |
14.年齢的にはまだ若いのに時代の流れに全くつけていけず鬱屈している自分としては単純にこの映画に出てくる人物たちのバイタリティがうらやましく嫉妬してしまいました。 この題材でここまで魅せる監督も含めて、凄い人達が作る凄い人が出る映画をただ見るだけで感じることが出来ない自分に劣等感を感じる反面少し愛着も感じました。 【ちゃじじ】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-10-15 18:50:44) |
13.冒頭の長い会話が全ての発端となる。喧嘩の腹いせのように始められたサイトは大学の女学生を二人並べて二者択一してゆくもの。「点数を付けるのは難しいが二者択一ならすぐできる」。主人公は複雑な問題を常に単純化し、人生を歩んでゆく。彼が選ぶ先にはいつも「フェイスブック」の成長がある。「フェイスブック」をさらに巨大化させたのはやはり冒頭の会話の相手であった。と、こんな具合に映画も単純に進んでゆくのがいい。ところが共同設立者でもある友人とナップスター創設者と三つ巴のイザコザが描かれだすと誰にも付かず離れずの演出が妙にヤキモキさせられて(いつも蚊帳の外状態のウィンクルボス兄弟の描き方は最高)徐々につまらなくなってゆく。ボート競走の異様な迫力にハッとさせられたりもするが、そこだけ浮いているとも言える。でもラストカットで挽回。実話とはいえ、三者のイザコザをもっと簡略化してほしかった。冒頭の会話と中盤の再会とラストカット、これだけでじゅうぶん映画だ。 【R&A】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-08-22 16:18:54) |
【miso】さん [インターネット(字幕)] 6点(2011-07-10 20:37:41) |
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11.スピーディーなテンポのよさ、時系列を入れ替えたリズム感、コジャレた映像、もちろん役者も言うことなし。クールだねえ。だけどつまんねー話。天才が金持ちになったけど本当に欲しい物は手に入らなかったみたいな100万回繰り返されてきたような話。どこまでが事実かは知らないけど、この人が大成功して超金持ちになるってことを知ってしまっているので、2時間の間ずっとルサンチマンとの戦いだった。だって彼の総資産は1兆円超えだぜ?フリーザーの戦闘力53万以上の破壊度。俺は怒ったぞーーーっ!!!フリーザーーーッ!!! ってなもんよ。結局この映画が当たったのは同時代性がものをいっただけじゃあないのかなあ?いや、10年後冷静になって観ると良い映画と感じるのかなあ。どうだろ。 |
10.シリコンバレーに大旋風を巻き起こしている「フェイスブック」とビル・ゲイツの再来こと創業者マーク・ザッカーバーグの物語。古典的なアメリカのエリートクラブと、現代アメリカの象徴シリコンバレーの一代成功者の性質のズレを対比しつつ現代アメリカのビジネスを描いていく興味深い作品ではあるが、結局の所天才がトントン拍子に成りあがっただけでありハイライトが無く決定的な面白みには欠けるが…アメリカではこの映画が高く評価されているところに垣間見えたのは、ゴールドラッシュからシリコンバレーまで連なるアメリカの精神だった。「実力」と「アイデア」を備える人間は個人の資質でビリオンダラーになれるシリコンバレー、このストーリーにアメリカ人は現代のアメリカンドリームを見ているのだろうか。 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-06-12 07:22:16) |
9.フェイスブックの世界的な普及は、国家の体制まで動かすおおきな影響力をもっているらしい。ただネットに匿名性を求める日本ではいまいち普及しない。個人的にもそれほどまでに人とつながり合いたいのかが理解出来ない。よって主人公もカリスマに映らないし、ストーリーにも入り込めない。日本人の私には、展開が予想通りで、ただただ悲しいオタクの物語でした。J・ティンバーレイクがちんちくりんでかっこわるく、本人と最後まで分からなかった。 【kaaaz】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2011-06-11 00:07:21) (良:1票) |
8.期待したほど内容が濃かったわけでもなく、中盤まで時系列を把握するのにちょっと苦労しました。 【アフロ】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-06-06 00:52:40) |
7.フェイスブックは使ったことがないし、アメリカのネット社会の事情とかはよく分からないが、なんと言っても物語の進行するテンポが良いので飽きずに見ることができた。過去と現在を交差させた見せ方と、登場人物の喋くりが、そうさせていたのだろう。ただ、正直なところ、話自体が面白いかと言われれば、それ程でもない。まぁ、“ふーん”って感じなのだ。実話だとしても、会社が大きくなってしまって、もめごとが…という話自体はよくあるものだし。 【スワローマン】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-06-05 23:12:31) (良:1票) |
6.実際にFACEBOOK使ってる人や、興味を持ってる人にはそれなりに面白く見られるかも知れません。興味のない人には苦痛の2時間になるでしょう。青春劇としては登場人物たちがあまりにも幼く思えますし、努力の結果が結末につながるわけでもありません。ドキュメンタリーを見ているかのようです。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-02-18 23:57:10) (良:1票) |
5.う~ん。そのままの事実がドラマチックなのに、それをさらに脚色されると少し興ざめしてしまう。でも面白くなくはない。 【ドクターペッパー】さん [映画館(吹替)] 6点(2011-02-03 00:11:45) |
4.たまたま吹替にて鑑賞。 これだけの台詞の応酬劇・・・字幕でなくて良かったかも。 映画としてはさすがフィンチャー監督、構成もカメラワークも素晴しいのひとことです。 ただし映画のストーリーとしては、普通の映画のように ・共感できる登場人物もなければ(サベリン君くらい?)、 ・盛り上がる場面もなく、 ・主人公の成長物語でもない(ラストで極小の成長・・・) ので、見て面白かったかと聞かれると、そうとは言えません。 見て感情を動かされる作品ではありません。 フィンチャー監督の映画技法を味わいにいく映画であると言えるのでは・・・。 【wetb】さん [映画館(吹替)] 6点(2011-02-02 18:49:42) (良:1票) |
3.おもしろかったんだと思う。前日4時間しか寝てないのに 途中一度も眠くなることもなく、最後まで緊張感を持って観れた。 でも、DVDを買ったりもう一度観たいかといわれるともういい。 アーロンソーキンらしいセリフの多いドラマでした。 ラストシーンは、そういうことってあると思うと切ない。 |
2.結構面白かった。話の構成やテンポも良く、飽きさせない作り。 上り詰めていく感じや、光と影など上手く描けていると思う。 でも、実話を知ってしまっているので、色々思う事はあっても感動はないね。 【ぬーとん】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-01-24 23:55:58) |