1.「滝を見にいく」の時に次回は金のかかった全国公開作を・・
とレビューしたが、前言撤回!
沖田節が、有名役者の演技を前に萎縮している感じ、
微妙なズレと間で、観客をクスッとさせるのが持ち味なのに、ことごとくハマらない
この監督に大袈裟な演技は似合わない
前半で雰囲気を創り上げて、ありそうな物語に引き込む演出がとても上手いのに
この作品は、キャラの立っている役に濃い役者を抜擢するもんだから
とっちらかった出来になってしまったのが残念
印象に残るのは、ピザ屋や吹奏楽部との絡みのシーンなどだから
やはりそこにこの監督の真骨頂があるのだと思う
今作を踏まえて、南極~横道のような、滝とモヒカンの中間あたりの良作を期待しています