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THE BATMAN-ザ・バットマン-

[ザバットマン]
The Batman
2022年上映時間:175分
平均点:6.64 / 10(Review 33人) (点数分布表示)
公開開始日(2022-03-11)
アクションドラマサスペンスSFシリーズもの漫画の映画化
新規登録(2022-01-05)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2023-01-28)【Cinecdocke】さん
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監督マット・リーヴス
キャストロバート・パティンソン(男優)ブルース・ウェイン/バットマン
ゾーイ・クラヴィッツ(女優)セリーナ・カイル/キャットウーマン
ジェフリー・ライト〔男優〕(男優)ジェームズ・ゴードン
コリン・ファレル(男優)オズワルド・コブルポット/ザ・ペンギン
ポール・ダノ(男優)エドワード・ナッシュトン/ザ・リドラー
ジョン・タトゥーロ(男優)カーマイン・ファルコン
アンディ・サーキス(男優)アルフレッド・ペニーワース
ピーター・サースガード(男優)ギル・コルソン
バリー・コーガン(男優)アーカムの囚人
ルパート・ペンリー=ジョーンズ(男優)ミッチェル市長
櫻井孝宏ブルース・ウェイン/バットマン(日本語吹き替え版)
ファイルーズあいセリーナ・カイル/キャットウーマン(日本語吹き替え版)
金田明夫オズワルド・コブルポット/ザ・ペンギン(日本語吹き替え版)
石田彰エドワード・ナッシュトン/ザ・リドラー(日本語吹き替え版)
辻親八ジェームズ・ゴードン(日本語吹き替え版)
千葉繁カーマイン・ファルコン(日本語吹き替え版)
相沢まさきアルフレッド・ペニーワース(日本語吹き替え版)
森久保祥太郎トーマス・ウェイン(日本語吹き替え版)
佐藤隆太ドン・ミッチェル市長(日本語吹き替え版)
内山昂輝アーカム囚人(日本語吹き替え版)
原作ボブ・ケイン(キャラクター創造)
脚本マット・リーヴス
ピーター・クレイグ
音楽マイケル・ジアッキノ
撮影グレッグ・フレイザー
製作マット・リーヴス
製作総指揮ウォルター・ハマダ
マイケル・E・ウスラン
配給ワーナー・ブラザース
編集ウィリアム・ホイ
あらすじ
市長選を間近に控えるゴッサムシティで、ハロウィンの夜に現職市長が殺害され、リドラーと名乗る男が犯行声明を発する。市警のゴードン警部補は、ゴッサムシティの悪と対峙する謎の男、バットマンに協力を求め事件の解決を図るが、その後も警察や検察の幹部を標的にリドラーの犯行は続く。そして、事件を追い続けるうちにゴッサムシティの闇に巣食う巨悪の存在が、バットマンの正体であるブルース・ウェインの殺された両親の過去とも絡み合い、事件の真相は思わぬ方向へと進展していく。果たしてリドラーの真の狙いとは?言わずと知れたDCコミックスのスーパーヒーロー・バットマンの活躍を、マット・リーブス監督がロバート・パティンソンをバットマン役に迎え、新たな切り口で描く。
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1
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2.久々に「バットマン」が主役に見える作品でした。
が、画面がずっと暗いし長い、、、私には長く感じた。
という事は集中力も途切れ途切れだったのかな。
 
でも嫌いじゃないです。
よりリアルでノアールテイストなバットマン。
マントが切ないね。
movie海馬さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2023-05-03 23:55:13)
1.「バットマン」の映画化において最も重要で、取り扱いが難しい要素は、“リアリティライン”の引き方だと思う。
架空の超犯罪都市の大富豪が、夜な夜な真っ黒なコウモリのコスチュームに身を包み、街の悪党たちを殲滅する。元来アメコミであることを鑑みても、圧倒的にマンガ的であり、どう言い繕っても“馬鹿っぽい”設定である。
それでも、ほとんど絶え間なく映画化されてきたのは、この“馬鹿っぽい”世界観が、多様な創造性を孕んでいるからだろうと思える。
マンガ的な物語世界を実写映像化するにあたって、リアリティラインをどのように引くか。
あくまでも寓話的なダークアクションに振り切るのか、現実社会の鬱積や病理性を盛り込んだ哲学的なストーリー展開を深堀りするのか、はたまた筋肉隆々の“冷凍男”が主人公を押しのけて登場するようなエンタメに突っ切るのか、その「線引き」によって映画作品の印象は大いに変わるし、その分幅広い層に熱狂し得る。

そういった観点からは、新たなリブート作品として製作された本作も、明確な意図によって他のシリーズとは異なるリアリティラインが引かれているとは思う。
ただ、個人的には本作のその線引きは、ややアンバランスだったと感じた。

現実路線で、どこか映画「セブン」を彷彿とさせる猟奇サスペンス要素との融合は面白い試みだった。過去シリーズにおいては異世界の象徴として存在感を出すヴィランたちの風貌やキャラクター性も、極めて現実的な造形に振り切って、リアリティラインをより現実に近い位置に寄せていると思う。
主人公バットマンに“探偵”の役割を与え、他のアメコミヒーロー映画とは一線を画した作風に仕上がっていることは間違いない。

が、しかし、その現実路線のテイストがバランス良く成立しているとはどうしても思えなかった。
その最たる理由は明らかで、舞台である犯罪都市“ゴッサム・シティ”のあり方自体がファンタジーすぎるからだと思う。
あれだけ常軌を逸したレベルで治安が悪く、景観や公共サービスが崩壊しているとしか思えない劣悪な環境下において、今更政治家や警官の汚職がどうとか、薬物が濫用されていたり、マフィアが裏で糸を引いているとか言われても、「そりゃそうだろうよ」と正直鼻白んでしまう。
故に、そんな中で、バットマンや、真っ当な警察や政治家たちが、「正義」や「人生」をかけて苦闘するしている事自体が“非現実的”に感じてしまい、どうにも乗り切れなかった。

主演のロバート・パティンソンのバットマンぶりは悪くはなかったと思うが、徐々に解明されていく事実に対して総じて思慮が浅く、バットマンである以前に人間的に未熟な主人公の姿はやはり魅力的ではなく、必然的に映画的な魅力の欠如に繋がっている。
用意されていたストーリーテリングについても、稚拙で、ただ鈍重であったことを否めない。
リブート作品として、特別なバッググラウンド描写や、新機軸の展開があるわけでもなく、この内容でほぼ3時間の上映時間はさすがに冗長すぎた。

一方で、ビジュアル的なクオリティは過去最高レベルで素晴らしかったと思う。
“重さ”までを表現するバットマンのコスチュームや、臨場感の高い迫力あるカーチェイスシーンなど、印象強いカットやシーンは全編通して散りばめられている。
もっと作り込まれたストーリーさえ備えていれば、もっと素晴らしい「バットマン」に仕上がるであろうことは明白なので、次作に期待したい。
鉄腕麗人さん [インターネット(字幕)] 6点(2022-12-12 00:51:40)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 33人
平均点数 6.64点
000.00%
100.00%
213.03%
339.09%
400.00%
513.03%
61030.30%
7412.12%
81236.36%
913.03%
1013.03%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 5.66点 Review3人
4 音楽評価 7.00点 Review2人
5 感泣評価 6.00点 Review1人
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【アカデミー賞 情報】

2022年 95回
視覚効果賞 候補(ノミネート) 
音響賞 候補(ノミネート) 
メイクアップ&ヘアスタイリング賞 候補(ノミネート) 

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