5.好感度の児童教養?映画。点子ちゃんの真っ直ぐで屈託のない行動力と子供らしい心情が楽しい。脇役の家政婦さんあたりもチャーミングだしね。もっとも、本来社会的に解決されるべき問題が、個々の優しさとか思いやりとかに収斂してしまったきらいはあるが、とりあえず、最後のセリフで話がちゃんとまとまって印象アップです。それにしても「点子ちゃん」とは飛び過ぎでしょう、「おチビちゃん」あたりで良かったのではないの? 【ねこひばち】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-05-05 17:20:32) |
4.ちょっと期待してたけど、やや期待外れ?な印象だった。アントンはいいやつで清々しい気持ちにもなれたが、内容的に60分でも同じようなものは作れて、同じような点数をつけられると思う。自分が親という立場であれば違った印象も持ったかもしれないが、金持ちのイヤな所ばかり浮き彫りになり、嫌悪感さえ。ラストシーンの「胸がいっぱいで」で、+1点。 【Andrej】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-02-29 02:34:15) |
3.もうちょっと期待してたんだけど。時期を変えてまた見てみます。 【ゆきむら】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-04-23 13:28:41) |
2.原作は読んでいないものの、「飛ぶ教室」が好きな私にとっては少し物足りなかったです。ケストナーの良さは楽しそうな子どもの情景だけでなく、現実に厳しさにぶつかって悩む場面をバランスよく取り入れていることであって、だからこそラストが意味を持つと思うのです。確かに本作でもアントンの家庭や点子の母親の問題を扱っていますが、少し悲壮感が足りない気がします。何よりも母親の問題一つで物語を引っ張っていくにしてはオチが安直ではないかと。あれではラストの爽快感も半減です。間抜けな泥棒と警察の処遇を見てもわかるようにのんびりした雰囲気ですが、それが逆に本作の限界ではないでしょうか。アントンの盗難事件だってもうちょっと悲壮感を出せたものを中途半端にしか表現できていません。キャラクターにしても点子にアントンほど感情移入しきれないのが痛かったです。原作ではもうちょっとウィットがある不思議な少女だった、って聞いてやっとその理由が分かった気がします。言ってしまえば、良くも悪くも万人向けのキャラクターになっちゃってるんです。「飛ぶ教室」(03)の方が個人的には好きですね。この映画の母親の改心よりあっちのテオドールの改心の方が見ていて心地よいです。それにしてもドイツ映画はどうしてこうも平和的なんでしょう。仕事中の警察があんなことをするもんなんでしょうか。 【マイカルシネマ】さん [映画館(吹替)] 6点(2005-05-23 22:45:31) |
1.この「点子ちゃん」ってのは「ちびまるこちゃん」みたいなもんでしょうね。名訳だとも思うし、観てる内にだんだんと慣れてもきますが、最初、「私はアナルイーズ、あだ名は点子」とか字幕で出るのに凄く違和感があった(アナルイーズなのに点子かいっ、みたいな…。吹替だとどうなんだろ?)。やっぱ寂しさを隠した明朗快活な点子ちゃんが良いですね。「A.I.」のオスメント君みたいに、あからさまに「ボクを愛して」的な子供に、おじさんは同情出来んヨ。そしてストリート・パフォーマンスの場面で、キャンディ屋さんのショー・ウィンドウ前を選んだ監督にセンスの良さを感じました、6点献上。 【sayzin】さん 6点(2005-01-16 00:06:34) |