無理心中 日本の夏のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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無理心中 日本の夏

[ムリシンジュウニホンノナツ]
1967年上映時間:98分
平均点:6.00 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
ドラマモノクロ映画
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2019-09-30)【イニシャルK】さん
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監督大島渚
キャスト桜井啓子(女優)ネジ子
佐藤慶(男優)オトコ
戸浦六宏(男優)テレビ
殿山泰司(男優)おもちゃ
小松方正(男優)
田村正和(男優)少年
観世栄夫(男優)おにいさん
福田善之(男優)彼氏
脚本大島渚
田村孟
佐々木守
音楽林光
撮影吉岡康弘
製作中島正幸
配給松竹
美術戸田重昌
編集浦岡敬一
録音西崎英雄
照明佐野武治
その他小笠原清(スチル)
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1.この映画の大島モチーフとしては「通り魔」がひとつあるけど、もひとつ「西洋人に対する日本人」てのもある。大島作品に登場する西洋人は、しばしば弱者の形をとって現われる。「飼育」と「戦場のメリークリスマス」では、捕虜だった。黒船以来、西洋に対してコンプレックスを抱き続けてきた日本人の前に、西洋人が弱者として置かれたときの日本人のとまどい、みたいなものが描かれた。遠巻きに眺めたり、かえって居丈高になったり、どうも普通にコミュニケーションがとれない。まあそれは西洋人に限らず、大島にとってのもう一つの重要な外国、朝鮮半島の人々に対してもそうなのだけど。で、この映画のアメリカ人通り魔をどう捉えればいいのか。社会からあぶれていた日本人連中が、日本人を殺してきた通り魔にすり寄っていく心理、どうもこのすり寄りは強者の殺人鬼に対してというより、警察に追いつめられた弱者ゆえのようなのだ。ここらへんの屈折がうまく生きて、強者と弱者が立場を入れ替えながら作る輪がもっと大きく広げられたら、この映画、重要な作品になったかもしれない。暑い夏の夜の熱気に包まれた戸田重昌のセットが重厚、田村正和が美少年で笑える。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 6点(2008-01-17 12:23:54)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 6.00点
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200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
62100.00%
700.00%
800.00%
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