14.テーマは良いし雰囲気も好み。でもいまいち被害者側の苦悩というか、そこまで犯人を追いかける原動力が描き切れていないし、だから39条の是非についても問いかけが弱い。 【noji】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-03-26 00:30:05) |
13.心神喪失者の責任能力というセンセーショナルな題材をしっかりと味付けし、料理することに成功しているが、法廷劇としてはやや間延びしている。のちに『黒い家』や『模倣犯』を撮る監督とは思えないほど抑えた演出、とりわけ監督自身が実際の裁判を見て回り研究したという役者の喋り方については好き嫌いが分かれるだろう。 【野良猫】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-09-07 22:44:15) |
12.想像以上に重かったです。精神的に元気な時に鑑賞してよかったなぁ~と。 後に引きそうなので・・・。【心神喪失が理由で無罪】等のニュース、記事を目にする度、この映画のことを思い出し何とも言えぬ、やり切れない気持ちになります。 堤真一さん、あまり好きな役者さんではなかったのですが、演技に迫力があり見直しました。 【うさぎの餅つき】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-07-24 22:53:51) |
11.重たい…重たすぎるよ、この映画。 面白いっちゃ面白いんだけど、テーマも雰囲気も何もかも…。 もう一度見たいとは思わないね、ストーリーも結構悲惨だし。 【ふくちゃん】さん 6点(2004-06-10 02:23:09) |
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9.よく指摘されることだと思いますが、食事のシーンににじむ親子の悩みの深さが印象的。この監督の名人芸でしょうか。 【coco2】さん 6点(2003-09-23 14:53:57) |
8.大学で心理学を教えている友人は、「絶対にありえねー、素人はこんなことできると思うんだよなー」と怒りながら語っていた。私的には判断を下す人間の気持ち一つではないかと思う。この時の鈴木京香は全篇ほぼスッピンだそうだ。 【亜流派 十五郎】さん 6点(2003-08-23 18:11:15) |
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7.非常によく練られた脚本、演技者達の過剰とも思える演技、斬新ではないけれど、目に焼き付く映像、森田監督独特のデフォルメされた人間描写。少し難しい部分はあるし、テーマその物当然ながらは非常に重たいものなのだけど、この手の映画としては、難解になりすぎず、集中して楽しめた。登場人物のすべてが少し病的な部分を持っているようで不自然な感じもするが、実はけっこう多くのひとが心に障害を持っている現代をリアリティを持って示唆すると、このようになるのではないか?という気もする。鈴木京香がとてもいい。逆に、キャスティングがハマリ過ぎてしまっているのかな?もう少しそういう面の冒険をしてみたら面白かったかも。 【蜂須賀】さん 6点(2003-07-06 20:08:25) |
6.この映画での堤真一の演技はわざとらしくてイヤ。一生懸命演じてるんだろうけど。。。にしても、自分が愛する人が惨殺されたら、私的には復讐はアリ。犯人を許すことなど絶対にできない。 【ヤスピ】さん 6点(2003-05-23 01:26:48) |
5.自分の妹を、ましてやあんな殺され方されたら復讐して当然。法律なんてくそくらえ。 【代打、八木!!】さん 6点(2003-03-26 08:52:49) |
4.堤真一の多重人格を「装う」演技力と京香さんのがんばりを評価。刑法39条を考えさせる点においても問題提起となるだろう。ケースバイケースといえないのが法律の辛いところだけど原則的には「罪は罪」償うべきではないか。被害者感情としてはそうでなければやりきれないだろう。 【キリコ】さん 6点(2003-03-07 15:22:56) |
3.鈴木京香は役によって、美人にもいまいちにもみえる。まだまだ可能性を感じます。 【coco】さん 6点(2003-03-02 22:03:31) |
2.確か公開当時、鈴木京香のスッピンが話題になったと思うんですが。でも手の爪がやけにピカピカしてたのが気になりました。化粧もしない女が爪に気を使うはずがない!!まぁ、そんな小姑のような指摘はいいとして・・。鑑定人の二人のぼそぼそとしゃべる感じがものすごく不愉快だった。あんなので、被告人の精神鑑定なんて本当に出来るのでしょうか?納得いかない感じです。それに、主人公の父親のエピソードも中途半端な感じでした。オチもだいたい予想がついてしまうし。でも、最後の法廷での公開による精神鑑定のシーンだけは本当によかった。せりふの一言一言が考えさせられる。言いたいことが痛いほど伝わってきた。いろんなことを考えさせられたし、私にとって見る必要のある映画だったと思ってます。 【はにわ】さん 6点(2003-01-13 19:37:44) |
1.サイコな導入部から緊迫「しない」法廷劇へ、そして哀しく壮絶な人間ドラマを経て意外な真実へと流れていく本格的な社会派映画。アメリカ映画では古くからある題材ですが、邦画としては異例と言ってもいい問題提起がなされています。性悪説の立場を取り、目には目を当然と考え、被害者に比して加害者の過保護を歯痒く思う私には非常に共感できる物語です。特に全くやる気の感じられない裁判シーンは秀逸。しかし、この森田芳光の人物造形とカメラ・ワークや構図は、やりすぎのような気がしないでもない。そういうことで、6点献上。 【sayzin】さん 6点(2002-11-01 03:13:57) |