1.妹アリスと姉エルザの関係を描いた映画ですが、とても激しく、厳しい映画だという印象を受けました。特に、ベアトリス・ダルの演じるエルザですが、痛々しいほどの攻撃性は熱情は観ていてつらいです。しかもそれはベティブルーに通じるものがあり、年齢を重ねて一層の凄みと妖艶な色気があり、この女優さんは恐しいなと思いました。2本しか観ていませんが、このような配役ばかりなのでしょうか?アリス役のアンヌ・パリローですが、やはり毅然とした美しさがありますね。包丁を持ったシーンなどは、あまりの美しさに鳥肌モノでした。しかしながら、最後がなぜかホラー調で終わって、なんだか残念。なんであんな終わり方なのでしょう?いい映画なのに。