7.全体的には一人のお肉屋さんが奮闘する様は冷酷なる人権問題を背景にしながらも、穏やかでハートフルで頼もしさすらある。後味は悪くないが、たびたび訪れる危機を乗り越えていく様がどうしてもわざとらしく感じてしまう。一貫して無償の善に走ってしまう主人公は愛すべき存在だろうが、及第点には及ばない印象。 【Andrej】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-10-09 03:40:08) |
6.今の若い人たちには、そういう時代があったことをキチント理解しているのだろうか?どこか絵空事のように感じている気がする。ナチスも戦争も、それらに直に触れたり、感じたりしていなければ、リアリティのない世界に思えてしまう。この作品を見て、「ああ、ドイツ人だというだけで迫害されている。かわいそうだな」と、思うことは思うのだが、後に感情が残らない。実際にあった話なのだから、「面白い、面白くない」で片付けられない問題なのだが、なぜか現実味がないというか、きっと作り手側がそういう作りかたをしていると思う。善し悪しは別として。 【もちもちば】さん 6点(2005-01-05 23:30:56) |
5.なかなかに余韻の残るいい作品でした。でもなんでおじさんが人生を賭けてまで子供達を守ろうとしたのか?そこの動機付けが弱いですよね。全くの赤の他人のために、娘の婚約者を○○してまでねぇ。戦争とかナチといったものを敢えて深く描かなかったのかもしれませんが・・・。子供向きに作ったのかもしれませんね。 【たかちゃん】さん 6点(2004-12-29 22:41:28) |
4.ライフイズビューティフルと思いっきりかぶってます。バティニョールおじさんの人柄に6点。 【ぱぴんぐ】さん 6点(2004-08-30 13:45:09) |
3.迫害される側でも迫害する側でもなく、(たぶん大多数の人がそうだったと思われる)ただ社会の流れの中に身を置いただけの小市民の視点で描かれた第二次大戦中のユダヤ人迫害物。(特に多人種国家では)誰もが抱いている隣人に対するちょっとした差別意識や妬み。しかし、それは百八つの煩悩に取り憑かれている極普通の人間の感情であり、また、人間は善意をも併せ持っている複雑な存在なのです。個人的には、もう少し「おじさん」のコンプリケイトな内面やそこに至るまでの苦悩・決断を描いてくれてたら、物語的にもっと面白くなったと思います。ということで、6点献上。 【sayzin】さん 6点(2004-07-09 16:15:43) |
2.数あるナチス物の中では気分が暗くならずに見れた作品です。おじさんの勇気ある行動が3人の子供を救うのですが、おじさんは特別の善人では無くどこにでもいるただのおじさんと言う所に好感が持てます。これと同時に「アンネ・フランク」も見たのですが見終わった後に何とも言えない空しさがこの映画には無かったです。ナチス物で初めてでした。 【あずき】さん 6点(2004-01-24 14:05:06) (良:1票) |
1.戦争下にあることを忘れるほどおじさんがほのぼのしてお人好しでいい人。ナチス物の中では変わった視点だと思った。 【マイアミバイス】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2003-10-01 21:36:43) |