12. 女性医師のわがままさや、大尉の優柔不断な軍人ぶりにイライラした人も多いと思います。でもそういうところが人間なのかもしれません。 【海牛大夫】さん [地上波(吹替)] 6点(2007-07-16 20:16:28) |
11.ダイハードやシックスセンスとはまた違うブルースウィリスだった。 もともと、構想的にはダイハード4にするはずだったらしいけど、しなくて大正解だと思った。 人の死について重く受け止めている映画なので、敵は容赦なく殺すマクレーンでは、この話はつとまらなかっただろう。 【甘口おすぎ】さん [地上波(吹替)] 6点(2007-07-14 20:56:08) |
10.アントワン・フークアという人物は良い監督なんだか悪い監督なんだかよくわからない人です。この人はマイケル・ベイやサイモン・ウェストらと同じプロパガンダ・フィルムズの出身で映像は確かにMTV風なんですが、ベイのような軽さやバカっぽさがなく、意外とどっしりとした映画を作ってみせます。そういった意味では本作に適任と言える人物で、火薬大量消費のアクションパートと重苦しいドラマパートの色合いを違和感なくまとめられたのは彼の手腕あってこそだと言えますが、一方でストーリーテリングに無頓着なところが見られます。困難な作戦に挑む特殊部隊の物語なのに、人数もさほど多くない隊員ひとりひとりの名前すらよく確認できないという見せ方はさすがにないと思います。せっかく個性的なメンバーが揃っているのに、彼らが誰だかよくわからないまま死んでいくというのは実にもったいない。また難民の描き方も中途半端で、最初から最後まで彼らはお荷物でしかないのでは感情移入できません。特殊部隊にはない土地勘を活かして協力関係が築かれるという話にすれば、彼らの存在感や見せ場のバリエーションも増えたはずです。そしてなんといっても最悪なのがケンドリックス医師の扱いで、せっかく助けに来てくれた特殊部隊に文句しか言わないバカ女にしか見えません。ウォーターズ大尉の行動にはケチをつける一方で、敵に追われてるのに休憩させてくれなどと危機意識ゼロのことを言い出したりで、本当にイライラしました。確かに、彼女の連れている難民は子供や病人が多数いて、彼女は自分のためではなく彼らを気遣って無理を言ってるのですが、そういった面が伝わる描写がまったくないのでバカ女にしか見えないのです。そんな感じでツメの部分で失敗しているのがもったいない限り。基本的にはそれほど悪い映画だとは思いませんでしたから。また、多くの方が指摘されているようにアメリカ万歳的な部分もありましたが、あれは製作側が意図したものではなくアメリカ人の地が出たものだと思います。私が一番不自然に感じたのは越境に成功した難民が「自由だ!」と叫ぶところで、自由を絶対の価値観とするアメリカ人ならではの発想だなと。また、大統領の息子が「私の父は民主主義の普及に努めていまして」なんて語るシーンもやはりアメリカ的。アメリカ人は自由や民主主義が世界的な価値観だと信じ込んでるんだなというのがよくわかります。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 6点(2006-11-23 19:12:30) |
9.うーん・・・なんか重い悲しい映画でした。戦争系あんま好きじゃなくて でもブルース・ウィリスに惹かれて見たけど泣きましたねぇ。 反乱兵が村人殺してるのとかほんと怖かった。戦争ってあんな感じ なんですかね・・・。いやぁ、でもほんとブルース・ウィリスは無敵(笑 仲間もステキでした♪でもやっぱ死んじゃうのは悲しいなぁ・・・。 【あみ】さん 6点(2005-01-28 01:39:47) |
8.多分、現状のアメリカ合衆国でなければ、この映画は感動作として心に残ったのでしょう。期待して観ましたので確かに面白かったと思います。アフリカの内戦は例に漏れず悲惨で残酷です。それもしっかりと描かれており、その中で主人公が次第に正義(?)に目覚めていくのもわかるような気がします。主人公がブルースウィルスですからかっこいいに決まっています。『しかし!』なんか後ろにアメリカのエゴイズムみたいなものが ふんわりと匂ってくるんです。「俺達は正義のために戦っているんだ」「残虐な連中から弱者を助けているんだ」。イラクやもろもろの背景がなければ素直に楽しめる映画なんでしょう。私はひねくれ者でしょうか・・・。 【RYOU】さん 6点(2004-12-21 18:21:38) |
7.特殊部隊がこの映画のように命令に背いて英雄的行為を行うかどうかはちょっと疑問ですが、特殊部隊を主役にして大衆娯楽的な作品を作ろうとするとこんな内容になっちゃうんでしょうね。戦争について深く考えさせてくれるような映画ではないと思いますが、単純に渋いおっさん達の勇姿が観たいって方にはおすすめの作品です。 【リトルバード】さん 6点(2004-08-17 11:11:16) |
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【ゲソ】さん 6点(2004-06-07 02:43:50) |
4.戦争モノの場合、まず”アメリカ万歳”を危惧するのだが、今回不思議と嫌悪感までは抱かなかった。出だしの宗教を持ち出した説明は陳腐としか言いようが無いが、中身はそういうのを越えた無差別な虐殺行為が主であり、それに対して人間とはと考えさせられた。歴史を振り返れば、このような出来事は山ほどあっただろうし、私はカンボジアを思い浮かべた。終始重い雰囲気の中、最後の黒人女性が救いだったように思える。 【まさサイトー】さん 6点(2004-06-06 02:49:20) |
3.まあ中身はよくある、勧善懲悪、アメリカ万歳ですが、空薬莢が地面に落ちる音というオタッキーな効果音に1点献上。で6点 【きつま】さん 6点(2004-06-01 23:38:48) |
2.善悪がはっきりしすぎてる。虐殺の内容って実話を基にしてるんだろうか?ラストシーンまでの駆け足が早くてご都合に見えてしまう。 でも、現地女性とブルースウィルスの別れのシーンのセリフが泣けるんで+1してます。 【hyam】さん 6点(2004-04-25 01:09:51) |
1.アメリカ人最高って映画だろうと思って観ました。確かにそんな気もしないわけではありません。しかし、それ以上に資源に乏しいアフリカの国など、国際社会にとり「あってもなくても同じ」もの。そんな場所での、民族虐殺を止めるには、個々人のモラルに頼るしかないという現状。それを製作側は語りたかったのか? ルワンダでの惨劇も結局は国際社会としては有効な手段を取り得なかったのであるから。ただ、最後はアメリカのエゴを感じさせるラストで興ざめ。てか、ぶち壊し!-4 【クルイベル】さん 6点(2003-10-31 09:54:02) |