1.ケイリー・グラントが、自分からは何の行動も起こさないのにやたらめったら女性にモテまくる・・・、ヒッチコック作品を初めとする、後々の主演映画にも繫がるキャラクターをここでも遺憾なく発揮しています。イヤ~、全くもって嫌味が見当たらない程、若き日の彼も二枚目でカッコイイっす!男に嫉妬心を起こさせず、理由もなく女性にモテる役っていうのは、やはり唯一無二の彼ならではの軽妙洒脱な味わいが有ってこそ。↓ああ・・・R&Aさんと同じく、自分もこんな粋な大人の男になりたかったのになあ・・・(笑)余談ですが、このタイトルと南米が舞台という事で、自分は長い間この映画の主題歌は「コンドルは飛んでいく」だとばかり思ってました。女優陣もお二人もそれぞれにお美しい。特にあの天下の美女、リタ・ヘイワースにバケツの水を(←それも続けざま二杯!!)頭っからぶっ掛けるなんざ、流石豪快派ハワード・ホークスの面目躍如たるゆえん。しかしこの航空会社って・・・事故率高すぎですよね(笑)管制塔がない時代に航空機を飛ばすっていうこと自体、本当に命懸けの仕事だったんですね。大画面で観たかったかなあ・・・。