11.要するにランボーを追うトラウトマン大佐の物語なのですが、贅肉を極力落とし、男と男の対決という荒削りな話にしていることには好感を持ちました。また、殺人マシーン・デルトロが「俺の父親」とまで尊敬するトミー・リーが、実践経験がなく軍に籍も置いていない非正規職員だったという設定も興味深く、この手の作品としてはなかなか良い脚本だったと思います。ただし、30年も前に全盛期を終えたフリードキンの手腕がところどころサビついており、21世紀のアクション作品においてこの程度の演出ではツライなという印象です。冒頭の戦闘シーンからして残念な仕上がりで、「プライベート・ライアン」も「ブラックホーク・ダウン」も存在していた2003年においてこんな古臭い戦闘シーンを見せられてもという感じでした。また、デルトロを連行する軍の管理体制や、FBIの捜査態勢が甘く、デルトロの強さよりも彼らの無能さの方が目立っていました。一方、70年代の監督だけあってトミー・リーとデルトロの対決はよく出来ています。彼らの執念とも言える追っかけは見ごたえがありました。市街地でのアクションなど入れず、「アポカリプト」のように90分間ひたすら密林での追っかけをやった方がよかったのではと思います。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-07-26 18:46:05) |
10.最後の展開は読めましたが、師弟対決は盛り上がりますね。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 6点(2008-06-07 15:45:29) |
9.おっさん二人よく走る。よく頑張りました。6点。 【ベルガー】さん 6点(2005-03-29 13:36:43) |
8.濃い。全然関係ないですが、フリードキンって名前かわいいですよね。ドキン、て。 【マミゴスチン】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-03-26 06:25:36) |
7.濃いおっさん二人の泥臭いナイフでの戦い。結構イカス。ジャングルでの追いかけっこもなかなか見ごたえあり。でも何が言いたい話なのかはよくわかんないのがなんとも。コダワリを感じた映画。 【アンソニー】さん 6点(2004-07-11 17:30:53) |
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6.なかなか面白かった。ただもっと元師弟の二人に焦点を絞ったほうがいいんじゃないかな。ハラムが電車を脱出し橋の塔に登っていく際、あの邪魔なFBIが銃撃を加えたシーン。なぜか“ハラムに当てたら承知しないぞ!!!”と思った。 【よっふぃ~】さん 6点(2004-04-26 10:40:35) |
【長尾 景虎】さん 6点(2004-02-17 19:46:18) |
4.予告編を観てとても期待したんです。「狂気の殺人マシーンと化した凄い奴が出てくるんだろうな。トミー・リー・ジョーンズはとっても鬼教官だったんだろうな。それがどんな対決をするんだろうなあ」って。冒頭のコソボの惨劇はオッケーです。かなり戦場の狂気を感じさせ、主人公がいかに精神に変調を来したかが納得できる前提ですから。カナダの森林保護官としてオオカミを助けるトミー・リー・ジョーンズもオッケーです。あれで追跡のプロだという前提が示されましたから。元ローマ皇帝の姉で現在はFBI捜査官の女性(笑)が、文明の利器(麻酔銃)であっさりデル・トロを捕まえてから後の展開が、どうにもダラダラとして抑揚のないものになってしまいました(ってことは、本編の大半がダメってことジャン(苦笑))。「フレンチ・コネクション」を想像させるような追跡劇やカーアクションが展開されますが、ナイフ一本の犯人を追いつめるという設定が、どうにも不自然すぎてなりません。SWATや軍隊を導入すれば簡単に射殺できてしまうからでしょう。あえて外しているかのような銃撃戦もガッカリです。どうも、本当の自然の中で戦った方が、都会のジャングルよりも私には興味が強くあったようです。わざわざ舞台を大都会に移したことの意味があまり感じられず、設定を活かしきれなかったようです。かといって、いきなりラストの対決のシーンがあんなところで、ナイフの刺し合いになっても、いろいろな意味で痛い(苦笑)。せっかく面白い設定を提示したんだから、もっとそれを活かす展開を期待したかった。最後に、冒頭で助けられたオオカミがちらっと出てくるのにはニヤリです。 【オオカミ】さん 6点(2004-02-17 15:48:24) (笑:1票) |
3.どうしてトミーリージョーンズはあんなにベニチオデルトロの行く先々がわかったんでしょう???教え子だから!? ずっと森の中とかでたたかってほしかったですぅ。。。 【mako】さん 6点(2004-01-14 13:16:21) |
2.トミーリー、超能力者?あまりにも勘がよすぎるし足が速すぎるのが気になりました(笑)ちょっとあの女指揮官は必要なかったのでは・・・ 【ピース】さん 6点(2004-01-07 21:48:08) |
1.追う男のイメージがすっかり定着した感のあるT・L・ジョーンズと、独特の不気味な雰囲気を醸し出すB・デル・トロ。この作品はそんなひと癖もふた癖もある二人の共演が最大の見所であり、とりわけ本作でのデル・トロの凄味ある演技は特筆に価する。そしてCG全盛の今、徹底した生身のアクションにこだわる監督W・フリードキンの意気や良しだが、使い古されたシチュエーションでパターン化されて、新味に乏しいのが残念。 【ドラえもん】さん 6点(2003-11-18 11:49:53) |