11.幼い頃に父に捨てられた若者と、幼い息子を過去に捨ててしまった浮浪者の男がひょんなことから出会う。
その心の交流を描いたヒューマンコメディ。
他の映画でも感じられますが、若い頃のブレンダン・フレーザーはこういういい奴の役がよく似合います。
一方のジョー・ペシ。ロビン・ウィリアムス系の役どころですが、
(ロビンも本作のちょっと前の作品でよく似た役をやっておりました)
ペシもさすがに味わいのある演技を見せます。
学識のあるところを見せ、ハーバードの教授を黙らせてしまう持論を展開し、学生から拍手喝采を浴びるシーンは本作の見せ場の1つです。
作品としては特に序盤はもうちょっとフレーザーとペシとの絡みで笑わせるドタバタ系の要素があっても良かったと思いますけどね。