10.ミステリアスで艶っぽくて雰囲気一流。シャーロット・ランブリングが年齢を重ねても謎めいたクール・ビューティなのはさすが。フォアグラの缶詰をこっそりくすねちゃう場面は可愛いし、買い出ししてもヨーグルトをボウルに空けてそのままスプーンで食す、ってどんだけイギリス人の調理下手を馬鹿にしてるやら。どうやら妄想に付き合わされてるのでは、と途中でおぼろげに分かってはくるのだけど、それにしても腑に落ちない描写が多かったなあ。考えすぎなのかなあ。まあ雰囲気を楽しむ映画なんだろうな。サニエさん乳出し全開ですし。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-05-02 00:40:38) |
9.ミステリー作家が主人公ということで、当然何か事件が起こるんだろうと期待してたのに何も起こらない。 ただおっぱいを眺めるだけのエロ映画なのかと思い始めたところで、突然の豹変。 一気に物語が加速して面白くなったのにラストで急ブレーキ。 もう何が何だかよくわからない混乱した状態で終わってしまったわけだけど、そこにおっぱいがあったことだけは確かなので、僕としては損してないような気がする。 【もとや】さん [地上波(吹替)] 6点(2012-05-13 18:16:45) |
8.現実と空想(小説)の区別がわかりにくいが、そこは見る人によっていろいろな判断があるようだ。それに何となく伏線みたいなものもあるし・・・。 裸体の美しさもさながら、映画全体が美しく謎めいていて雰囲気がある。ランプリングにぴったり。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-10-12 12:53:45) |
7.南仏の景色が美しい。想像力がかきたてられる独特でミステリアスな作品。 【PINGU】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-12-20 18:55:09) |
6.F・オゾン監督作品は1回観ただけじゃ訳わかんないのが多いけど、本作も見た後「ん・・・何じゃコレ?」ってなりました。だけど僕もここのレビュー観て、少々分かりました。でも未だ腑に落ちない点が・・・。それはさておき、最近エステのCMでも日本のお茶の間にも出現中の“オゾン娘”サニエ嬢は、やっぱり最高です!必要以上に脱いでくれるし、美乳も『焼け石の水』同様に僕の視力向上に一役買ってくれました。当分、コンタクトしなくてすみそうです。ただ後半は水着シーンばかりで、うやもやが・・・(笑)。ただサニエ嬢でもシャーロット・ランブリングには勝てませんね。顔は土井たか子にしか見えませんでしたが(笑)、ラストのヌードに「若いサニエなぞ目じゃないわ」的な貫禄を感じました。60近いらしいのに凄い方ですね。ただ目の保養としてはラジー賞ものですが・・・。そう思うと軍配はやっぱサニエかな? 【ピルグリム】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-03-09 19:32:10) |
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5.面白くはないと思います。雰囲気ですよね。こんなことしかコメントできないんですけど、やっぱりシャーロット・ランプリングの存在感は素晴らしく、あのミステリアスで知的な雰囲気の発端であると思います。素敵な中年女性で憧れます 【サイレン】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-01-28 00:04:07) |
4.公開から約1年後に見ました。1度目はわけがわからず、2度見てわかりました。サラは編集長ジョンの現在の恋人。だがジョンは最近サラと距離を置きたがっている。サラはフランスの別荘に後からジョンが来てくれるものと信じて待っているが、来る気配は全然ない。一方ジュリーはジョンの愛人の子(でしょう)。で、母はジョンに捨てられ亡くなっている。その愛人の子ジュリーが別荘でサラに出会って交流した、というのが映画の内容。だから殺人もすべて現実に起こったことです。サラが書き上げた小説「スイミング・プール」はその体験をつづった“私小説”のようなもの。おそらく未刊行のジュリーの母の小説も取り入れられていたであろう。だからジョンは刊行に難色を示したのです。そもそも映画中には「妄想」と受け止めさせるようなサインは一切無いのですが、これを「妄想」とも取りうると観客に誤解させたのは、公開時の配給会社の惹句によるものではないのでしょうか。この謎かけをなしにしてしまうと、この映画のストーリーはものすごくつまらなくなりますが、やはりオゾン監督はその辺の幻惑も映画の魅力として提示したのでしょう。(もちろん、サニエとランプリングの肢体も含めてね) ちなみに、「すべて現実」という考えと同じ意見をネットで探していたら、井筒監督が「こちトラ自腹じゃ」でやはり「みんな現実」と指摘していました。 【satoshi】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-06-22 11:30:28) |
3.きれいな映画でした。謎解きを考えずにもう一度見たいと思いました。 【かじちゃんパパ】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-04-28 09:27:16) |
2.作家性の強い監督って、どうしてこうも同じ女優さんを使いたがるのかな。確かに2人とも魅力的だけど、ちょっときな臭いものを感じる。シャーロット・ランプリングは自分の魅力を再発見してくれたオゾンを信頼しているだろうし、サニエ嬢にしても演技開眼させてくれた恩師なわけだから、これはもう、最初から人間関係のトライアングルが完全なる二等辺三角形。全面的に身を預けてくれるから、監督としてもやりやすい、という感じが見え見え。役者が監督に真っ向から向き合っていない映画は見ていてつらい。(こういうタイプの映画は特に)「監督のいう通りにさえすれば、あとは綺麗に撮ってくれる」なんて感じでやられては、お金のかかったただの自主制作作品になってしまう。オゾン監督に「それってどういうこと?」と恥ずかし気もなく問える役者がいれば、こんなにも評価の低い映画にはならなかったと思う。ウォン・カーウァイ、リュック・ベッソンなど、時代の寵児と賛美された監督は、大体、似たようなドツボにはまったような気がするし....。役者はもうちょっと監督を疑った方がいいかも、ね。 【showrio】さん 6点(2004-12-22 15:11:00) (良:1票) |
1.お話についてはすでにネタばれされてしまってますが、これは全く何も知らずに見ることをお勧めします。 オゾン監督が技巧を尽くして観客を惑わそうという作りですからいろいろ知ってから見ては面白くない部類の作品です。 作りは確かに斬新でいろんな仕掛けが謎めいています。散りばめられた謎や話をどう解釈するかなど、いかようにも考えられるので後々まで謎が尾を引きます。見た後、話は盛り上がるでしょうし好奇心旺盛な人は探求するのが面白いでしょうが、私はちょっとスッキリしないでモヤモヤしたままです。ほんとに観客を悩ませるような凝った作りです。 主演のランプリングとサニエが魅力的ですが、ちょっとエロチックでこのミステリーを独特なムードにしてます。 【キリコ】さん 6点(2004-07-05 20:21:23) |