5.賭博行為は違法だが売春行為は違法でない?には不思議に思ったのだけど不思議な世界だ。善悪はともあれ、主人公女性の身体を張った生き方はわからないでもない。泣き寝入りすることなく男に堂々と立ち向かうし、どん欲ではあるが一途な面もあるし・・・。こういう世界を描くのが増村流か。 【ESPERANZA】さん [映画館(邦画)] 6点(2012-07-28 15:29:40) |
4.何だか相変わらずなほど興味を沸かせるタイトルを付ける辺りは如何にも増村保造監督らしいものを感じさせ、映像的にもどこをどう見ても他の監督にはない。増村映画的な雰囲気を醸し出し、ところがだ。何故だろう?これだけのゾクゾク感のあるタイトルに映像美を見せながら、物足りない。刺激が足りない。女優の魅力なのか?この手の作品こそ若尾文子主演にピッタリなはずだ!若尾文子主演で見てみたい。若尾文子主演なら間違いなく凄い映画になっていたはず。川島雄三監督に一番、相応しい女優が若尾文子であったりするのと同じように、(芦川いづみも好きですが)増村映画で最高に輝く。いや、輝くというよりも作品の凄さを引き立てさせる女優は若尾文子であると思っている私としては、この凄いタイトルで若尾文子主演がどうしても見たい。話の面白さというより、増村映画的な怪しい雰囲気で見せる映画であるので、その怪しい雰囲気を見せてくれているという意味では評価は出来る。それでも、何度も言うように物足りない。 【青観】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-12-21 22:11:42) (良:1票) |
3.大映は倒産直前に「軟体動物シリーズ」と銘打った映画を連作してたみたいで、増村保造監督による本作もそんな1本。去年1年間に10本も増村監督の映画を見ているせいか、かなり久しぶりに見る増村映画という気がする。うーん、渥美マリ演じるヒロインはいかにも「増村映画のヒロイン」という感じだし、クライマックスのヒロインの行動やラストの選択も増村監督らしいと思うし、見る前に思ったよりは面白かったのだが、正直これまで見た増村監督の映画と比べると何か物足りない。渥美マリはせりふ回しは確かに棒読みだけど、それが不思議と見ていて苦にならないしそんなに悪くないと思うのだが、「妻は告白する」や「清作の妻」などの増村映画の顔的存在の若尾文子や、「巨人と玩具」の野添ひとみ、「痴人の愛」の安田道代、「盲獣」の緑魔子といった強烈な印象を残すヒロインたちにくらべれば全然普通の印象しか残らないし、増村監督の演出もなにかいつもに比べて平凡に感じてしまったのは残念で、増村監督としてはこういう題材の映画は得意なはずなのに、圧倒的な「何か」が足りていないような気がする。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-10-28 18:32:36) (良:1票) |
2.増村監督の作品が見てみたくて本作を鑑賞しました。しかし見てみると作品というよりは女優、渥美マリに興味がいってしまいました。あの棒読みな感じがなんとも初めは違和感ありまくりでしたが、いつの間にかしっくり感じてしまった。この作品の良さはテンポと主人公の女性の女性らしさがとてもよく描かれているとこだと思います。特にラストの彼女も腑に落ちない決断が女性ならではだなって感じました。 【しっぽり】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-01-12 18:10:35) |
1.深夜テレビであってるから見た。昔の日本映画にしては、生々しくてエロティックでビックリした。当時としては斬新だったのかもしれないけど、今見るとありえないハプニングが次々と起こりすぎて笑える。演技ちょー下手だし。 【あしたかこ】さん [地上波(字幕)] 6点(2007-02-23 14:30:43) |