《改行表示》42.「アニマトリックス」の「セカンド・ルネッサンス」と同じようなお話でした。思えば監督のアレックス・プロヤス、彼は黒コートでカンフーをきめ、2丁拳銃をアクロバティックに撃ちまくるというアクションスタイルを「クロウ飛翔伝説」で発明し、偽りの世界に救世主が現れるというSF物語を「ダークシティ」で見せましたが、それらの要素は「マトリックス」に完全移植され、しかもウォシャウスキー兄弟の手柄と見るのが定説のようになっています。そんな悲劇の人プロヤスが、「マトリックス」へのあてつけとして作ったようにも思えるのがこの映画です。話どころかビジュアルも「セカンド・ルネッサンス」に似ていること、要するにこれも救世主誕生の話であること、そしていつものプロヤスらしさがないことです。プロヤスは常に斬新なビジュアルを見せてきた人なのに、これには新しさがまったくありません。「マイノリティ・リポート」みたいな未来で「猿の惑星/征服」みたいな事件が起こる映画ですからね。ロボットの扱いは「AI」みたいだったし。プロヤスってことで期待した私はちょっとガッカリでした。しかしそんなサムシングを除いて見れば、映画自体はよく出来ていると思います。見せ場を詰め込むだけの普通の大作に終わらず、後半に向けてうまく話をまとめていくなぁって感心しましたから。ゴミの島に投棄された旧ザクみたいな連中が、「人間が危ない」とか言って律儀にもウィル・スミスを助けに出てきて、しかも新型によって無惨にも破壊されるシーンなんて、「AI」に出てきた気持ち悪いだけのロボット達より数千倍感情移入できました。博士を父と慕うサニーの男気にも燃えました。どうせならこれにロボット軍団VS警官隊とか、ロボット革命軍に大型作業ロボットも加勢とか、ウィル・スミスを筆頭としたサイボーグコップスの大暴れとか、考えうるやんちゃをもっとやってくれれば盛り上がったんですけどね。 【ザ・チャンバラ】さん 7点(2004-10-25 23:25:06) (良:2票) |
41.VIKIが自分なりに3原則をゆがめることを知った博士が心をもつサニーを作って阻止しようとした。でも、そのサニーもどう考えるか分からない。個人的には旧型ロボットが原則道理に人間を守ろうと新型に立ち向かっていく所が一番考えさせられた。原則道理に動くただのロボットなのだがそんなロボットが人間らしく見える場面ではないだろうか。主人公はサニーと触れ合いからロボットに対する嫌悪感を拭っていくのではなく、あの出来事からも、ロボットに対する感情を良くしていくという流れもあってよいのではないか。11%が「自分の娘」という設定にできなかったものだろうか。そちらの方がより主人公の気持ちに迫れたのに・・・ 【蝉丸】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-04-10 11:14:59) (良:1票) |
40.未来に私たちの身の回りはどうなっているのか。常に興味深いテーマであり、これまでも幾度となくスクリーンに登場してきた。本作もそのひとつであるが、CG技術の発達もあり、人々の間で働く人間型ロボットが、違和感なくリアルに映像化されていた。案外、近未来というのはこのように進化した科学技術、つまり小ぎれいな部分と相変わらず薄汚れた街が雑然と同居しているのだろう。もう一度その辺のディティールを中心にみてみたいと思った。さらに、博士の死の謎について、結果が分かってしまった後でも、もう一度始めから紐解いてみたい気にさせてくれる点で、良作であると思う。しかし、「ロボット三原則」がどうして破られたか、については予想通りの「屁理屈」だったので、すこし笑ってしまった。題名を聞いてソニーの「アイボ」を連想したが、科学技術の目指すところが、どうやらヒューマノイドロボットつまり科学的に「人間に近い人間」をつくる事にあると思えるような現代においては、本作が投げかけるテーマはことのほか重い。もっとも、人間が人間を信用できないような時代では、せめて機械でも信じないと生きていけないのかも知れないが。 【田吾作】さん [映画館(字幕)] 7点(2004-10-07 10:07:34) (良:1票) |
39.人間中心主義のロボット工学3原則だったけど中味はなかなか面白い。脳内ニューロンの電気化学的反応だけで意識を説明できれば、心を持つロボットも現実味を帯びてくるけど、実際はどうなんだろ? 【ProPace】さん [地上波(吹替)] 7点(2016-09-12 22:11:58) |
【Memento】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-12-02 11:51:15) |
37.面白かった。ロボット三原則を勉強したことがあったので楽しく見れました。 【黒ネコ】さん [地上波(吹替)] 7点(2013-06-28 22:54:40) |
36.トランスフォーマーよりはちょっとメッセージ性があるものの、ロボット好きな子供と楽しく観られるお約束を外さないSF作品。ラニング博士の「正しい質問をしないと答えないプログラム」で、もっと遊びたい。サニーの無垢と無機質感を併せ持った表情デザインは秀逸だと思う。ただ、まぶたのない無理矢理ウインクはちと不気味だった。 【lady wolf】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-11-05 12:00:01) |
35.サニーのつぶらな瞳と、その優秀さに惚れてしまいます。映像が綺麗で楽しめました。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 7点(2009-10-28 23:43:10) |
《改行表示》34.昔からあるテーマを、最新の技術でリメイクしたという感じ。 映像や脚本など、なかなかよくできてるのでは。 テーマ自体は、またそれか…と思わないこともないけど、 その話的マンネリ感を映像の見事さで補っていると思う。 主人公がロボットを嫌う理由は納得いかなかったけど。 ロボットNS-5のデザインがあまりかっこよくないのが残念。 個人的には、機械に人間のような人格、感情、本能、思考とか主体性を 持たせようという発想自体が、無意味で非現実的だと思う。 【且】さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2009-04-05 09:58:40) |
33.ウィルスミスの体がすごい。アクションも派手だしアウディもかっこいい。ストーリーは単純明快でありながら、スプーナー刑事がロボット嫌いのエピソードとかほろりとくる。あと、この映画はCMのかっこよさが半端じゃない。CMを見たら見ずにはいられないくらい。 ただ大量のロボットが壁をはって登るシーンはちょっと気持ち悪い。虫みたいで。この映画見るとハリウッドのCGってすごいな~って思う。ターミネーター2の液体金属もすごいと思ったが、この映画のロボットにまた驚いた。動きがなめらか。本当に人みたいだ。 【ましゅまろシナモン】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-02-25 22:16:48) |
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32.アクションも派手で、テンポは良く退屈さもなく、何気に悪くないストーリー展開。ハリウッドの娯楽大作としては充分じゃないでしょうか。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-02-01 14:47:28) |
31.ウィル・スミスはアクションとコメディがミックスされた作品をやらせたら右に出るものがない。 【あるまーぬ】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-07-28 07:45:29) |
《改行表示》30.パッケージを見て、「あ~またこういう駄作映画を作っちゃったわけね」と思いながらレンタルで見たのですが(まあ、見るほうも見るほうだが)、これが意外と面白かったです。 複線もあるし、考えさせられるメッセージも入ってる、アクションも見ていてハラハラさせられたと。意外と他人に薦められる映画かもしれません。 【SAKURA】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-05-26 21:31:33) |
29.とてもわかりやすく、安心して観られました。安全、従順、頑丈。 【よしふみ】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-11-18 01:41:54) |
28.ホームシアター&大音量が出せる人にはオススメの一作ですね。いろいろとツッコミ所はありますが、最近のへぼへぼハリウッドの中では、まぁ許せる作品です。他の人も書かれていますが、ロボットを題材にした作品の中ではずば抜けているかも。 【お好み焼きは広島風】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-06-11 12:18:07) |
27.まったく期待しないで観たのだが、そこそこ面白かった。さりげなく見せる未来都市もSF好きには興味深く面白い。ただ、あと30年ではあそこまでは進歩しないと思うけど。100年経ったらあのくらいいくかも。ところで「ロボット三原則」遵守は人と関わるロボットの基本中の基本だと思うのだが、それを声高に宣伝するロボットというのもおかしな話ではないだろうか。 【ロイ・ニアリー】さん [DVD(吹替)] 7点(2006-04-15 15:11:31) |
26.意外に面白かった、言ってはいけないことかもしれないが、お手伝いさんロボット達が弱かったらさほど大きな問題にはならなかったかもしれませんね。ウィルスミスが実はロボットでしたってことになるかと勝手に想像しながら観てしまいました。押しつけられる平和とか秩序には猛反発って感じでしたが暗に某国を批判してるのかな?深読みしすぎ? 【ないとれいん】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-03-30 00:39:58) |
【バイオレット】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-03-25 00:14:58) |
24.前半は「つまんねー、スミス案外、演技ヘタだよな~」とまあクールに観てましたが、サニーにやられましたね。後半の盛り上がりもまあまあ良かった。 |
《改行表示》23.まぁまぁよく出来ていたけど、すぐに忘れる程度のもの、、。 この手の映画はもうお腹一杯なのでこれで最後にしたいぐらい。 【レンジ】さん [DVD(吹替)] 7点(2005-07-20 15:05:11) |