6.クロエもギャロも好き。この作品はとても脆い、男性が作ったとは思えないほど。これはラリークラーク(好き)フィルム系のポルノもどきじゃない。男の人は本当に弱いのだなぁと憐れになる。心を曝け出して女性に完全に屈服している恥ずかしい映画。虚勢を張った男性が見るにはかなり勇気が要るのでは。 【Vanilla】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-11-25 16:02:55) |
5.女々しさ全開!世の男達が隠したがる部分を恥ずかしげもなく映像化しやがった。 【まんせる】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-12 21:51:10) |
4.作品のほとんどを、何もしゃべらずバイクを積んだ車に乗って移動する主人公と風景が占める。その情景のなんと生気の無いことか。ラストの数分の映像でその原因がわかるのですが、、、ドヨ~ンときましたね。さすがに。以下微妙にネタバレになりますが、何にドヨ~ンときたかと言いますと、もちろん何があったかを映し出した最後の映像もありますが、それ以上にきたのが主人公のあまりにも悲しいその心情です。現場を目撃しておきながら助けなかったことの後悔とその呪縛から逃れるために責任を女に転嫁せざるおえない男の弱さ。妄想の中で必至に自分本意にでもケリをつけようとするけど、悲しさだけしか残らない事実。ドヨ~ンとしたまましばらく動けませんでした。それまでに淡々と見せてきた悲しさであふれた情景の意味がここにあったわけですか。問題の性描写ですが否定される方の意見はもっともだと思います。そうゆうことがされているであろうと思わせる演出というものがあってこその映画だと思う。でもその問題のシーンが悲しい妄想であることで私の中ではうまく消化できました。さらには妄想がより決定的に悲しいものへとなる重要なシーンのような気もしました。フェリーニが『甘い生活』で男が女にまたがるシーンで非難されたように、最初は拒否されるものなのでしょうが。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-03-31 17:59:17) |
【ゆうろう】さん 7点(2005-03-23 01:04:10) |
2.暇を潰すどころか逆に暇を持て余してしまう映画。しかし失意の状態で、もしくは真夜中に電気を消して一人で観たら案外劇中のギャロの心情にシンクロしてグッと来るかもしれない。それにしてもこの年のカンヌはこれや「ドッグヴィル」と言い、問題児が多かったのね。タイトルセンスの良さにオマケ一点。 【かんたーた】さん 7点(2005-03-13 10:07:55) |
1.映画、というよりヴィンセント・ギャロをみにいったような。退屈といえなくもないような前半部分に隣の女の子はすやすや寝てたし、ラストも(期待してたぶんだけ)なぁ~んだ、とか思っちゃった。 セリフが少ないもんだから、“ライ麦畑でつかまえて”みたいな口調のナレーションほしくなったりもするけど、こんな少ないセリフとかで、己の自己欺瞞のほどを見せ付けてくれるギャロはやっぱりかっこいい。 【赤天】さん 7点(2003-12-03 23:44:51) |