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ハナのアフガンノート

[ハナノアフガンノート]
Joy of Madness
2003年イラン
平均点:7.00 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
ドキュメンタリー
新規登録(2004-07-12)【ぐるぐる】さん
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監督ハナ・マフマルバフ
出演ハナ・マフマルバフ
サミラ・マフマルバフ
モフセン・マフマルバフ
マルズィエ・メシュキニ
脚本ハナ・マフマルバフ
撮影ハナ・マフマルバフ
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3.親の七光り作品かと思っていましたが、そんな心配は無用でした。
いやあ、素晴らしい!
ドキュメンタリー映画としての客観性と、人物の内面をも写すようなカメラの使い方が凄いと思います。
大人になってからのハナさんの力量が楽しみです。
私としては「午後の五時」よりも、こちらにひかれています。
たんぽぽさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-01-28 16:40:15)
2.問題山積を描くメイキングとしては、「ロスト・イン・ラ・マンチャ」とか「メイキング・オブ・ドッグヴィル/告白」なんか比じゃない面白さ。アフガニスタンで映画作る…てか、アフガン人をキャスティングすることの苦労がヒシヒシと伝わってくる。もちろんアフガンに「俳優」なんていない訳で、出演者は素人。しかも相手の立場を理解する余裕なんてこれっぽっちも無い人達。サミラ・マフマルバフ監督を始めとしたスタッフ達が、なだめたりすかしたり、褒めたり脅したりしながら、必死で出演者を探していく。着けまつ毛をバッチバチに決めたサミラが、態度の決まらない俳優候補者達に対してヒステリックに捲くし立てる様子が、不謹慎ながら可笑しすぎる。この状態から「午後の五時」を完成させたんだから、こりゃ大したもんです、7点献上。
sayzinさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-07-27 00:06:53)
1.姉のサミラが監督しようとしている映画、「午後の五時」のキャスティングが決まるまでの顛末を、妹のハナが手持ちカメラでそれぞれの表情を追い続けるというドキュメンタリー。髭が立派だという理由でスカウトされ一度はカメラの前に立つが、職業上の理由から突如出演を辞退してしまう老人。あるいはヒロインに抜擢されて出演に色気を示しながらも、長期に渡る撮影期間に難色を隠せない乙女たち・・・といったふうに、話は二転三転。製作者側の思惑は外れっぱなしで、勝気なサミラは撮影時期が迫っている事もありイライラが募るばかり。今更一歩も引けず、スタッフともども候補者たちに懸命な説得にあたるが、なにかと自己チュー的な候補者との溝はなかなか埋まらない。このあたりの藁をもすがる思いの必死さが良く表れていて、彼女らの情熱が十分に伝わってくるのと同時に、この国での映画製作に対する理解の困難さをも感じずにはいられない。ハナの廻すカメラ映像が素朴ゆえ、余計実感として観る者を惹きつける作品となっている。
ドラえもんさん 7点(2004-07-26 23:44:58)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 7.00点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
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600.00%
73100.00%
800.00%
900.00%
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