18.勇気という言葉に酔いしれているウィルソン大佐、というウィリアムホールデンの言葉が最も印象に残った。まさにその通りで、彼の行動を賞賛する気にはまったくなれない。人間らしく生きることが一番大切だ、というウィリアムホールデンこそが人間らしく生きた人だ。奴隷にならずに軍人として生きることは大切かもしれないが、人間として生きることが一番大切なのだ。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-04-26 12:49:04) |
17.ラストシーンが秀逸。正直そこまでが最高にテンポが悪く退屈すぎて仕方がないのですがラストシーンのためにあったと考えればまあ最悪ではないと思います。儚さ、虚しさをたった数分のラストシーンで描いています。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-06-02 19:57:22) |
16.スケール、質実ともに文句なしの名作です。でも利己的個人主義米軍少佐を演じたウィリアム・ホールデンのファンとしては、彼にこの役柄を演じさせた事は非常に納得がいきかねます。実際「サンセット大通り」「麗しのサブリナ」「ピクニック」「慕情」と50年代ハリウッドを快調に飛ばしていたホールデンが、これ以降の作品歴がどうもパッとしなくなってしまう。ホールデン凋落のきっかけになったこの大作で、純英国人デビッド・リーン監督がアレック・ギネス扮するニコルソン少佐の厳としたイギリス人気質に肩入れするのは当然として、当時女優岸恵子を公然と追い回していたという逸話を残す彼が、斎藤を通して日本人論を語りたかった理由もよくわかる。結局割りを喰ったのは報われない敵役を引き受けてしまったアメリカ人のホールデンというわけか。う~ん・・・なんだかなあ。 【放浪紳士チャーリー】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-03-24 13:06:46) |
【すごろく】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-04-24 02:22:48) |
14.最後の「狂ってる」って言葉に全てが凝縮されています。現地の女の子も皆ワァ~と逃げて行くんですが、そりゃ逃げたくもなるわなと思いました。ちなみに私は重労働をしたくないので、戦争に行くときは士官として行きたいです。 【TINTIN】さん 7点(2005-03-06 23:58:15) |
13.10年ぶりぐらいに見たけどこんなラストだったっけ?それとも俺の記憶違いかな?多分明るい音楽と自分の幼さのせいで記憶が勝手に明るいラストに持っていってしまったんでしょう。暗くなりがちな話だけど音楽でだいぶ雰囲気変わってるんだから仕方ないか。まあとにかく久し振りに見ると違った視点から見ることが出来て新鮮だった。 【ゆきむら】さん 7点(2005-02-22 03:07:58) |
12.この映画、日本人の言葉にも字幕が必要である。 【ケンジ】さん 7点(2005-02-20 22:36:43) (笑:1票) |
11.人員管理も工程管理も出来ないまぬけな日本人代表サイトウ君と、優秀な欧米連合国軍人のお話し。一つの目的達成のために、敵味方が一丸となって苦難を乗り越えていこうとする姿は感動的なんですけど、あまりにも日本人がバカっぽくないかね。まあ向こう側から見たお話しだから仕方ないんだろうけど。 【tantan】さん 7点(2004-08-18 14:45:07) |
10.以前テレビで早川雪洲特集があったので観てみたけどたしかに「おおっなるほど」と言える作品でした。ラストも結局なんだったんだ?といえる内容が良かったです。それだけ戦争ってのは無意味なことなんでしょうか。 【tetsu78】さん 7点(2004-06-12 19:16:31) |
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9.そんなに日本人頭悪くないだろって言いたかったです。でも斉藤大佐の人間味溢れる姿は自然な感じで凄い演技力だなって関心しました。最後は、やめろ、やめろって心の中で叫んでましたが結局ああいう結果に終わってしまい物凄い虚無感に見舞われました。 【ジェダイの騎士】さん 7点(2004-06-11 00:46:03) |
8.本当に「なんと愚かなことか・・・」というセリフがそのままの感想になってしまう作品でした・・・。 |
7.イギリス万歳。第二次世界大戦というとアメリカ万歳の映画ばっかりでちっとも面白くないけれどこれは違う。人間の愚かさをみごとに示したラストに驚愕。ただ長い!冗長で飽きてくる。仕方ないが。 |
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【じゃじゃまる】さん 7点(2003-10-15 03:51:04) |
4.この映画の見所はなんと言ってもやはり最後のシーンであろう。連合軍側が橋を爆破し、その時にイギリスの医者の捕虜が「狂っている」何度も繰り返し言うシーンがある。この言葉がこの映画のストーリーをすべて表しているかのように凄い力のこもった台詞である。 【ポロリ】さん 7点(2003-01-26 22:42:57) |
3.レビューにお書きの皆様、「早川雪洲」が正解です。「舟」ではありませんので、日本人唯一のハリウッドスターをもっと敬いましょう。1910年代には現在のトム・クルーズの位置を占め、戦後もボギーと共演したりしてきた真のスーパースターです。斎藤大佐の日本語、ちょっとヘンですが、日系ではなく千葉県生まれの日本人です。 【FOX】さん 7点(2003-01-03 21:07:42) |
2.一方的な連合軍万歳映画かと思って観たら、違ってました。ただ、西洋→日本のイメージはかなり強調されてたのではと。そこがまた現代日本人には良いとこでした。ある種の願望的なものをくすぐられたかも知れません。所長のバックグラウンドなんかもっといれてったらより良かったかもしれませんね。あと、早川雪舟は神です。 【なんとこ】さん 7点(2002-02-20 04:56:36) |
1.面白かった。確かにこれはアンビリバボーな映画だ。やってる本人達は大真面目なんだろうけど。受けてしまったのはしょうがない。この映画はまさしく本末転倒という言葉がふさわしい。それにしても日本軍に威厳がないなー。はじめの20分まではよかったのだが。最初は饒舌だった所長も映画の終わりには無口になるし。あと、三浦中尉が可愛そう。所長、そこまで言わなくても、、、公衆の面前で。武士の情けはどうした?あとは、やっぱ「おい、お茶!」かな。色々楽しめるシーンがてんこもりです。ストーリーも奇想天外だし。いやあ、いいもの見させてもらいました 【えむおう】さん 7点(2001-11-20 22:55:21) |