1.凄まじーです。でも結局のところ、殺人事件を含め、それぞれの登場人物がたったひとりの人を愛してました、だから苦しかった、ということであったこと(たぶん、、ちょっと忘れたケド)に唖然。観た後ずいぶん尾を引きました。人はそれぞれの思いを胸に閉じ込めておくほうが幸せなのかしらん、なんて考えたりもいたします。何もかも手に入れて思い上がってるハン・ソッキュの演技は原作のイメージにぴったり合っているように感じられるし、泣き崩れて彼に迫りゆくイ・ウンジュの壮絶さも情交シーンをとても素晴らしくしてました。もっともっと大役がオファーされるに充分なアピール、これからの彼女だったのに・・儒教国ではこの露出を気に病んでしまうのでしょうか?(違うと思いたい。)でも遺作ということを差し引いても私はこの映画、グロくて悲惨なのにストレートな愛憎がこちらに響いてきてかなり好きです。♪歌詞も歌詞、な歌のシーンも泣けてくるんよなぁ(合掌 2/22)。