ウォレスとグルミット/野菜畑で大ピンチ!のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ウォレスとグルミット/野菜畑で大ピンチ!

[ウォレストグルミットヤサイバタケデダイピンチ]
Wallace & Gromit: The Curse of the Were-Rabbit
2005年上映時間:85分
平均点:7.17 / 10(Review 36人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-03-18)
コメディアドベンチャーアニメシリーズものファミリー
新規登録(2005-07-08)【かんたーた】さん
タイトル情報更新(2019-07-16)【イニシャルK】さん
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監督ニック・パーク
ピーター・サリスウォレス
ヘレナ・ボナム=カーターレディ・トッティントン
レイフ・ファインズヴィクター・クォーターメイン卿
萩本欽一ウォレス(日本語吹き替え版)
飯島直子レディ・トッティントン(日本語吹き替え版)
大川透ヴィクター・クォーターメイン卿(日本語吹き替え版)
山野史人(日本語吹き替え版)
林玉緒(日本語吹き替え版)
原作ニック・パーク(キャラクター創造)
脚本ニック・パーク
ボブ・ベイカー〔脚本・1939年生〕
マーク・バートン〔脚本〕
音楽ジュリアン・ノット
製作ピーター・ロード〔製作〕
ニック・パーク
デヴィッド・スプロクストン
製作総指揮ジェフリー・カッツェンバーグ
制作アードマン・アニメーションズ
配給アスミック・エース
字幕翻訳稲田嵯裕里
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8.芸能界きっての狂人・萩本欽一のいい部分だけを凝縮した演技も魅力の1つだと思うウォレスとグルミット。本作は長編映画らしくウォレスの恋物語が展開されることもあって、憎めなさが過去最高でした。動きで笑わせる欽ちゃんと鳴きさえしないグルミットの関係はサイレント映画とテレビのコメディを融合させたものとも考えられるし、サイレント映画と弁士の関係とも言えるわけです。本作はより弁士っぽかったかな。クレイアニメとは思えないほど躍動感があるアクションシーンは相変わらず見事で、特にシリーズを象徴するフライトアクションは「危機一髪!」よりも上質です。カートゥーンの文法に則ったギャグも冴えていた!予算が大幅増しただけのことはあります。トッティントンの眠いキャラクターくらいしか欠点が見つかりません。ただ、元が短編アニメシリーズなだけに、ファンからの評価は分かれるでしょう。私は短編のほうがいいかな。
カニばさみさん [インターネット(字幕)] 7点(2016-03-24 18:32:42)
7.日本で英語を習っていた頃、教師の英国人にW&Gは何作か見せてもらっていた。丹念に作られたクレイアニメの素晴らしさに驚いた。・・・が、一番に持った感想が「何?このみっともないキャラ(人間)」。この造形は狙ってるのか?グルミットが余計可愛く見える。さて、本作は初めての長編、ということで冗長にならないか心配だったが何のその、きっちり楽しめた。ただなあ、ウサギも可愛くないんだよね。人間キャラもそうなのだが、確かに表情の豊かさは素晴らしい。作品のクオリティの高さは充分認めるのだが、あの造形を「味のあるもの」として受け入れられるか?って結構重要なんだよなあ。私はダメだ。映画を観てる間中、「みっともね~かわいくね~」というのが頭をぐるぐる回ってしまった。ただ、もの言わぬグルミットが可愛すぎるので(大体人間キャラと正反対で口が見えないのにあの表情の多様さったら!)、観ていられる。グルミットもウサギみたいな顔してたら、どんなにいい作品でも観る気しなかったろう。人間キャラやウサギがみっともなくなかったら、9点はつけたい作品なのだが。シリーズの中編作品で見た羊は可愛かったので、次の長編作品(いつになるやら・・・だけど)は、ああいうキャラを出して欲しいなあ。
あっかっかさん [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2009-01-13 13:56:19)
6.グルミットの表情が不思議だ。もっぱら動くのは単純きわまりない白丸に黒丸の目だけなのに、主人に対する心配や、ヤレヤレ感、一途さ、などかなり微細な心理を無言で表現し分けている。大河ドラマの侍が顔中の表情筋を総動員して単純な怒りしか表現できないのと大きな違いだ。よく「あの役者は目の演技がいい」などと言うのを聞いて、ただの眼球に演技が出来るわけはなく、まぶたの開閉の技術だろう、と思っていたのだが、このグルミットの名演を見ると怪しくなってきた。それにこのアニメ、人間はやたら歯が強調されているのに、歯が特徴の犬の方には口がない。まったく表情ってやつはどこで生まれてくるのか。
なんのかんのさん [DVD(吹替)] 7点(2007-10-17 12:14:48)
5.すでに完成の域に達していた短編を長編化する際にかならず起こることが(W&Gであっても)起こっているのだけど、それを承知で作ったのでしょうし、このクォリティ、全然文句なんてナイです。けど美術が精巧でリッパになってて、片田舎の劇場でやってたモノをブロードウェイに持ってきたみたいな一抹の寂しさはアリ。これだけ見る分には全く問題ないけど。
レインさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-05-19 10:46:13)
4.勿体ない。
どうして解決までアイデアを用意しなかったのやら。
単にウォレスの危機を救おうというより、元の姿に戻そうとするベクトルとともに進行すれば展開のバリエーションももっと面白くなったと思うのですが。
この世界観ならちょっとした発明品の応用とかで対処できたのに・・・残念。
相変わらず起こった事件への対応だけでドラマを絡めないのは何故なのでしょうか。
まあ、そんなことをして昨今の宮崎駿的駄作になるよりはマシですけどね。
カラバ侯爵さん [DVD(吹替)] 7点(2007-03-08 17:30:00)
3.粘土で作ったキャラが見せる表情がイイ!特にグルミットの健気さにはまいった。テンポも良くて引き込まれてしまった。
ただ、日本語吹き替え版でみてしまったので、欽ちゃんの台詞の言い回しが鼻についた。
みんてんさん [DVD(吹替)] 7点(2006-10-30 14:03:17)
2.「ウォレスとグルミット」シリーズ、初めて観たけれど、面白い!聞いただけだと、「巨大野菜コンテスト」とか、「ウサギ吸引機」とか、トンチンカンな発想なのに、映像にするとこんなにも面白いのか・・・!!そして、「ウサギをいかにして殺さずに捕らえるか」というテーマも、実に道徳的で良い。子供向け作品にしては難しいテーマだが、説教的にならず、とてもコミカルな内容で、逆に考える点も多いんじゃないかな?登場人物もどれも愛らしいキャラクターばかり。グルミットは、一言も発しないのに、抱きしめたくなるぐらいカワイイ。あと、トッティントンもヒロインとは思えないほど奇天烈だけど、憎めない。野菜コンテスト当日のニンジンの衣装は、実はトッティントンが巨大ニンジン(しかも喋るニンジン)なんだというトンデモストーリーを少し期待してしまったぐらいだ。ストーリー、キャラクター、粘土、どれもよく練られている良作!
こばやんさん [映画館(吹替)] 7点(2006-04-08 17:52:44)
1.CMで「はたしてグルミットは親友ウォレスを救う事ができるのか?!」っていってたから一体ウォレスはどんな目に遭うのかと思ってたら・・・見て納得。野菜を食い荒らしてしまうウサギたちを殺さずに野菜嫌いにするために使った「ココロコントローラー」。確かに殺さないのはいいけど倫理的に危なすぎないかコレと思ってたら、案の定、また別のトンデモない事態を引き起こしてしまいます。が、その展開がまさに観客全員の予想を遥かに飛び越えるものだった・・・
この展開だけでも必ず見る価値はあります。
シェリー・ジェリーさん [映画館(吹替)] 7点(2006-04-02 15:15:17)
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【点数情報】

Review人数 36人
平均点数 7.17点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
412.78%
5411.11%
625.56%
71541.67%
8925.00%
9513.89%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review4人
2 ストーリー評価 8.20点 Review5人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review3人
4 音楽評価 7.33点 Review3人
5 感泣評価 5.00点 Review1人
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【アカデミー賞 情報】

2005年 78回
長編アニメーション賞ニック・パーク受賞 

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