10.「精神」の「最後の聖域」である夢に科学が介入することの是非という科学哲学・生命倫理的なものがテーマだと思うのだが、良くも悪くも「夢と現実」が交錯するという映像表現にインパクトがあり過ぎたため、せっかくの興味深い主題がボケてしまったというかズレてしまったように思える。そういった、難しいことは考えずに映像を楽しむ作品なのかもしれないが。 |
9.原作既読。率直な感想としては、原作を読んだ時の感動の方が大きかった。それにしても、あの凄まじい原作をよく映像化しようと思ったなあ。わかりにくいところはあるものの、見事に表現されていると感心した。あの原作のアニメ化としては十分に及第点だと思う。あと個人的には、声優陣の演技が凄まじく上手かったが、上手すぎると言うか、感情過多な声優喋りになっていて、ちょっと苦手だった。これくらい映像に力のある作品では、もっとナチュラルな喋り方をして欲しい。 【すらりん】さん [DVD(邦画)] 7点(2016-09-17 13:45:20) |
8.ドラマが次の物語を引き起こすのではなく、ひたすらシーンが次のシーンを呼び、あるいは発散し、あるいは循環する。アニメに不可能なし、とばかり、悪乗りの極致、エネルギーの奔流にただただ圧倒される、のだけど・・・あまりに濃過ぎて、少々胸焼けが。 【鱗歌】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-12-28 23:06:53) (良:1票) |
7.単純に楽しめて、面白かった。確かに人間模様の不足のためにいまいちカタルシスが得られない気もするけど、「夢」という何でもありの題材を何でもありで作ったことに好感が持てる。ファンタジーとして魅力的な世界観でした。 【Balrog】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-10-13 23:51:58) |
【がらんどう】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-01-17 21:30:01) |
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5.原作は読んでないけれど、楽しめた。 こういうトリップ系の映画が大好きだからかもしれないけど。 ぜひ実写化してほしい。 【ukll】さん [地上波(邦画)] 7点(2008-12-13 23:48:50) |
4.達者な声優陣に目も眩むような映像美、難解ではあるけど魅力的なシナリオ。 傑作になっても良かったはずなのに…。今敏監督には一度直球勝負の映画を作ってもらいたい。 【ぎぶそん】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-09-03 15:43:41) |
3.「千年女優」と「うる星やつら2・オンリーユー」を足して筒井スパイスを効かせたような作品。ちょっとエンタメでないのが難点か?しかし脚本の珍妙さ・映像の悪趣味さ・音楽のセンスのよさ・キャスティングの嫌味の無さなどが、好印象で楽しめた。しかし、エロは要らんと思いました。 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-06-02 22:51:22) |
2.残念な点がふたつ。ひとつは小生が観た映画館はピンが甘くて有名な映画館であったこと。近所だったからそれを知ってて行ったんだが、やっぱボケちゃっててくやしかった。せっかくいい映像なのにね。。。もうひとつはパプリカの声のイメージが林原では合わなかった点。これは主観的な問題なんですけど。『パーフェクト・ブルー』や『妄想代理人』を例に挙げるまでもなく、こういった“キの字”作品やらせたら、今敏の右に出るものはいないので期待通りに良かったです。狂った調子を叫ぶ声優陣も頑張ってた。ピンの甘さが気になったので、早くブルーレイでソフト出してほしいです。ソニーピクチャーだからすぐ出してくれるでしょ。 【ダブルエイチ】さん [映画館(邦画)] 7点(2007-03-10 21:57:50) |
1.映像がすごく凝ってて、楽しめた。原作は未読だが、読んでみたいと思う。ただ、映画全体、特に後半はいかにもオタク向けな臭いが漂っていて、万人にお勧めできる映画じゃないなと感じた。 【チヤルカ】さん [映画館(邦画)] 7点(2007-02-02 18:45:20) |