ソドムの市(1975)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ソドムの市(1975)

[ソドムノイチ]
(ピエル・パオロ・パゾリーニ/ソドムの市)
Salo, or the 120 Days of Sodom
(Salò o le 120 giornate di Sodoma)
1975年上映時間:118分
平均点:4.21 / 10(Review 62人) (点数分布表示)
公開開始日(1976-09-25)
ドラマホラー戦争もの小説の映画化モンド映画
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タイトル情報更新(2021-12-30)【イニシャルK】さん
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監督ピエル・パオロ・パゾリーニ
原作マルキ・ド・サド「ソドム百二十日あるいは淫蕩学校」
脚本ピエル・パオロ・パゾリーニ
音楽エンニオ・モリコーネ
撮影トニーノ・デリ・コリ
製作アルベルト・グリマルディ
美術ダンテ・フェレッティ
衣装ダニーロ・ドナーティ
あらすじ
耳チョン切ったりクソ喰ったり焼き入れたりするファシストなおっさん4人組の120日に密着!
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3.欧州の著名な映画監督の、1950年代~1970年代にかけての作品を必死になって観まくっている昨今であるが・・・

この作品を落とすわけにいかぬ・・・という事で、意を決して『ピエル・パオロ・パゾリーニ ソドムの市』を鑑賞。

最初は避けて通ろうと心に決めていた作品であったが、意識すれば意識する程、観ずにはいられなくなってしまった。
しかし、それだけ魅惑的で、金字塔的な作品であるのは確かである。

さて感想だが。。

まあ、「汚い」ということで。
でも、それだけでは終わらない作品でもあった。
これは予想外。

とにかく人間の究極の欲望を追求した作品だ。
恥や外聞、道徳心、そういったモノを一切排除し、欲望の限りを尽くす“主人公”達。

しかし、現在の日本においては、「その手」のビデオや雑誌は簡単に手に入る。

ただ単にお下劣で下品な映像を観たいのならば、この作品を観る必要なんかないと思う。
ただ単に気持ちの悪い映像を追求しただけの作品ではないからだ。

それよりこの作品は、人間の奥底に眠る、もしかしたら誰しもが持っているかもしれない“変態的欲求”を表現しているのだ。

そういう観点で観れば、ただ単に「汚い映画」では終わらず、何かを発見できる作品となる「かも」しれない・・・
にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-09-01 20:24:20)
2.これに7点入れる自分がけっこう怖いのですが。
大学時代一人で見て、これはいいものに出会ったと思い、
合う人ごとに薦めるという無謀をやりました。
パゾリーニの趣味としか思えないスカトロ拷問同性愛行為の数々。
大人数で劇場で見ると身の置き所がないという苦痛と戦うことになりますが、しかし「こういう世界もありでいいんだ」と安心させられた外れ者としては、妙に身の置き所があった映画なのでした。
何かに対してざまあ見ろといい、何かに対して気分が爽快になってしまい、そんな自分にであったのが怖かった記念碑的作品です。
あにさきすRさん [映画館(字幕)] 7点(2003-12-14 01:29:34)
1.この作品の暗喩は深遠で、視覚的な刺激に気を取られてると2時間が無駄になる。生の三部作を撤回してまで取り組んだテーマはかなり深く、リリカルな繊細さすら感じとれる。
ミナカタさん 7点(2003-02-23 06:13:54)
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【点数情報】

Review人数 62人
平均点数 4.21点
01524.19%
134.84%
234.84%
323.23%
446.45%
51219.35%
6914.52%
758.06%
834.84%
934.84%
1034.84%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review6人
2 ストーリー評価 2.60点 Review5人
3 鑑賞後の後味 1.50点 Review6人
4 音楽評価 5.50点 Review6人
5 感泣評価 0.25点 Review4人
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