9.ゴリラをデカくするというアイデアだけで有名なのかと思っていたが、思っていたより面白かった。巨大感の表現が秀逸な、よくできた娯楽作。 【肛門亭そよ風】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-12-29 06:17:15) |
8.個人的にハリーハウゼンのコマ撮りによるストップモーションの特撮ものが好きなので、その先駆となる本作も当然のことながら好きな作品です。コングのみならず恐竜も登場させていて相当な力作。以後の特撮に与えた影響は計り知れないのでしょう。 【きーとん】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2010-07-24 00:07:20) |
7.私はずっと勘違いをしていました。キワモノ映画で、初めて本格的に特殊効果を使っているから、歴史的に価値があるのだと。確かにこれらの要素もありますが、内容的にとてもしっかりした、とても楽しめる映画です。だからこそ、歴史的な価値も生まれたのでしょう。 【shoukan】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-10-03 23:49:33) |
6.合成やキングコングの表情に限度があるのは、あの時代だから仕方がない事だけど、今人気のクレイアニメなんかはこういう映画の撮り方から真似ているわけだから、あの時代でこの手法を持ちえたってことがすごいし、そういう点で評価したいと思う。 |
5.さらった小人ガリバーを手に屋根の上に登る巨人の国の大猿がモチーフともいわれる初代コングは、20世紀前半のセンス・オブ・ワンダーに溢れ、「メトロポリス」と並び圧倒的な完成度を誇る。だがカール・デナムに言わせる「美女が野獣を殺した」との台詞には疑問を覚えるし、フェイ・レイの悲鳴に後半飽き、コングの顔も怖すぎる。製作費43万ドル。 【レイン】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-29 10:31:13) |
4.今まで「キングコング=『キンゴジ』のコング」だった僕にとっては、この非常に恐ろしいキングコングには正直驚いた。奇しくも、初めて初代『ゴジラ』を観て恐怖した時のことを思い出してしまった。本家のコングは着ぐるみではないため、製作に膨大な時間がかかったらしいが、そのおかげで非常に生々しい動きが可能になっている。あれは着ぐるみでは再現できないでしょう。合成の違和感が全然ないのも素晴しい。日本の特撮技術者はぜひ参考にしてもらいたい。 【とかげ12号】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-20 20:33:47) |
3.けっこう、怖い。原住民を踏みつけて、煙草の火を消すようにぐりぐりと潰したり、高層ビルで捕まえた女性を、間違いだと気づくや平然と放り投げたり……怪獣としては小さめだけに、人間の死に様もしっかり描写されている。列車を潰す前にわざわざ乗客の姿を映すなんて、今の怪獣映画ではやらないと思う。怖がらせる演出が巧みなのだ。 また、特筆すべきはコングの表情の豊かさ。手についた美女の臭いを嗅いだり、不思議そうに美女の服を脱がせたり、ヒロインに対する場面ではとくに繊細な動きを見せる。銃で撃たれて「あれ?」という表情で傷口を見る演出の上手さには唸った。表情や仕草の細やかな変化ゆえに、下手なCG映画よりも遥かに「生き物っぽい」のである。チープな特撮なのに、「生きている」モンスターという感じがする。この辺がオブライエンが現在においてもリスペクトされている由縁なのだろう。 【no one】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-01 13:22:20) |
【リーム555】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-05-24 12:45:51) |
1.映画ができた時代を考えれば、発想といい、ストーリーといい、かなり秀逸な作品ですよね。当時のアメリカの象徴エンパイアステートビルに昇るというのも面白いよね。ただ、残念ながら特撮技術などはやはり見劣りがします。 【オオカミ】さん 7点(2003-11-20 05:40:54) |